「公務員」というリスク

つばめ学院の関口です。

 

先日、とある記事を目にしました。

 

「親が子供について欲しい職業アンケート」

 

というものです。

(ちゃんとしたソースが特定できなかったので、リンクは避けます)

 

アンケート内容は「親が子供に希望する職業の1位が”公務員”」というものでした。

 

アンケートの真偽はわきに置くとしても、多くの方の意識に近いものがあるのは事実ではないでしょうか。

 

親が「安定」を理由に公務員への就職を望む

 

これは、私の肌感覚としても違和感がありません。

 

 

ということで、いつもの事ではありますが、がっつり反論しておこうと思います^^

 

 

我が子に「安定」を望む親の気持ちは、私も子を持つ親として良く分かります。

 

異論があるのは、やはり「安定」の中身なんです。

 

はっきり申し上げるならば、私は「公務員になることのリスク」というものが確実にあると思っています。

 

 

ではまず、「安定」の方のお話を。

 

 

分かりやすく「安定した状態」を考える場合、「その子が誰からも必要とされる存在になる」ということが分かり易いと思います。

 

ここは、当然ですよね。

 

そして、そこに「変化の早い」今の環境が加わります。

 

どんな環境変化にさらされても、常に「誰からも必要とされる」。

 

つまり、「世に役立つ」ために成長し続けることのできる人間こそが、最も「安定」した人間だと言えるのではないでしょうか。

 

 

もちろん、異論もあろうかと思います。

 

しかし、上記の事ができれば「安定」が手に入ることは事実です。

 

そしてその前提にたって考えるならば、「公務員になることのリスク」が見えてきます。

 

 

「公務員」が他の職業と決定的に違うのは、「その身分が保証されている。ように見える」という点に尽きると思います。

 

つまり、「成長圧力」にさらされていないのです。

 

「成長圧力」がないからといって、公務員では成長しないと言うつもりはありません。

 

ただ、単純な事実として。。。

 

 

 

成長しないと後がない人間

 

 

成長した方がいい人間

 

では、圧倒的に前者の方が成長に加速がつくことは容易に想像がつきます。

 

「成長圧力」とはそういうものです。

 

 

「公務員になる」という事は、自動的に「自分を成長させるためには、より多くのエネルギーを要する環境に身をおく」という事にほかならないのではないでしょうか。

 

 

わざわざ「成長しにくい環境」に身をおくこおとが、「多くの親が希望する事」という点には違和感を感じざるを得ません。

 

そんな事より、もっと簡単に「安定」と「幸せ」を手にする方法があるのに。

 

 

私は大学院、会社員、独立。

 

という変遷を経ていまに至ります。

 

「安定」という感覚に一番近いのは、いまの「独立」です。

 

あ、誤解しないで下さい。いまの経営が「安泰」ということでないですよ(笑)

 

ただ、、、

 

「成長しなきゃ」なんて考えないですむんです。独立すると。

 

自分で重い腰を上げて「自己啓発」なんてしなくていい。

 

毎日、「生きる事」だけ考えて、「もっとなんとかならんのか!」とのたうちまわる。

 

それだけで、確実に成長している自分を感じることができます。

 

一年前とは「別人」の自分がいます。

 

それだけ進化を続けていれあば、世の変化には「まあなんとかついて行けるだろう」というか「ついていかないと死ぬしね」という感覚になれます。

 

それって、やはり「安定」だと思うんです。

 

しかも、自分の好きな事ばっかりやってい生きているんです。

 

そりゃ、楽しいですよ。

 

 

世のアンケートに共感はします。

 

でも、そうでない世界もあるし、たぶんこちらの方が「楽しい」。

 

それを「押し付ける」のではなく、「示す」。

 

それこそが、私が教育の名の下に中高生の前に立ち続ける理由です。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。