つばめ学院の関口です。
夏期講習の準備に追われています。。。
一番の悩みは「髪を切りにいくタイミングを失ってしまったこと」です。
夏期講習で、関口先生はロン毛になっているかもしれません。。。
突然ですが、、、
お子さんは「やりたいこと」を持っていますか?
お持ちでないのであれば、それは「本人の意識」ではなく、「これまでの経験」のせいかもしれません。
今日は、そんなお話を書いてみます。
堀江貴文さんの「ゼロ」を読んでいます。
久しく放置してあった、Kindleを持ちだして読んでいるのですが、その中に興味深い一節を見つけました。
「できっこない。が、やりたい事にふたをする」
これは「勉強」をみている人間としては非常に興味深いなと思いました。
よくある誤解の1つとして。。。
「勉強はともかく、自分のやりたい事をやってくれれば良い」
と思われるご家庭は多い気がします。でも、現場感覚からすると誤解が大きいです。
「勉強ができる」
と
「将来のやりたい事を口にする」
は、明確に強い相関があると感じます。
つまり、勉強ができる子ほど将来の「やりたい事」を持っている。
勉強ができない子ほど、将来の「やりたい事」を持っていない。
理由はなにか?
冒頭の一節に集約されるのではないでしょうか。
「できっこない」と思っているから。
どんな夢であっても、「できない」と思えば持ち続ける事は困難です。
他方、「できる」と思えれば、夢はどんどん膨らみます。
この「できる」な何に依存するのでしょうか。
もちろん、経験です。
言葉を変えれば「小さな成功体験」になるかもしれません。
私が「勉強」での「成功体験」を強くお勧めしているのはここに理由があります。
多くの子が「できる」と感じるためには、多くの子が再現可能な形での「成功体験」を積む必要があります。
そして、それは「誰でも、努力すればできる」ものである方が取り組みやすいです。
その点、「勉強」は端的に誰でもできると言い切れる数少ないものの1つです。
基本的に気持ちさえあれば、勉強なんて誰でもできる。
逆に「勉強ごとき」で、「できっこない」が身についてしまう事は避けたいんです。
勉強に関しては多くの場合(と言うか、ほとんど全て)は、「できない」ではなく「やらない」です。
それを「できない」と誤解してしまう。
それが積み上がれば「できっこない」になります。
どんなに「面白そうな事」があっても、「できっこない」が先に出ます。
誰だって「いきなりできる」なんて事ないのに、そんな当たり前が分からなくなってしまう。
私は「安定志向」な人間ほど起業した方が良いと本気で思っています。
でも、「できっこない」が身に染みてしまうと、起業なんて「人生を賭けた大勝負」のように見えてしまう。。。
そんな訳ないんです。。。
今は少額からでも起業できます。株式会社を作れば資本金以上の負債を個人が負うことは「原則」としてあり得ません。
(簿記を2級程度まで勉強すれば、会計の基本は嫌でも理解できます)
誰だって思い切り勉強して、学力上げて、やりたい事見つけて、世に問う。
失敗したり、飽きたりしたら、別の事やる。
何か問題あるんですかね?
勉強は、、、
「できっこない」お化けから、お子さんを救うかもしれません。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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ごりんごりんご (月曜日, 18 7月 2016 15:00)
できっこないお化け・・・いいネーミングです。