僕が生徒の前に立つ理由

つばめ学院の関口です。

 

ふと先日読んだブログで「あなたのビジョンを発信してよ」という言葉が目にとまりました。

 

ビジョン

 

というと少し難しい印象を受ける方もおられるかもしれません。

 

 

でも、私が「塾をやろうと思った話」であれば、面白がって読んでくれる方もいるかもしれない。

 

そんなふうに考えて、今日のブログを書いていこうと思います。

 

 

 

実は「人にはあれこれ言うくせに」

 

「自分の事は語らない」

 

そんなブログとつっこみを頂いたこともあるんです。

 

 

ま、単純に「誰も俺の事なんて興味ないでしょ」と思ってただけなんですけどね。。。

 

 

前置き長いですね。すいません。

 

早速、結論です。

 

 

小中高生に、伝えたかったんです。

 

「君たちの将来に夢も希望もある」

 

という事を。

 

本当にそれだけの事です。非常にシンプルな理由で、私は塾人になることを決めました。

 

 

 

私の両親は最終学歴が2人とも中卒です。

 

つまり、義務教育だけを受けた両親の間に生まれた一人っ子が私です。

 

父親はタクシードライバーだったので、いわゆる普通のサラリーマンとは少し違います。

 

そんな訳で、学生時代の私の情報源はもっぱら「テレビ」です。

 

ニュースなんて見ないですから、私が抱くサラリーマン像は「テレビドラマ」で作られます。

 

 

 

あんまり、良い描かれ方しないですよね。。。

 

ドラマとかコントとか。

 

「サラリーマン」って、ちょっと嫌な表現をされる事が多かったように思います。

 

 

私は本気で「スーツとネクタイで、朝のラッシュ電車に乗るようになったら人生終わりだ」と思っていました。

 

本気で。

 

 

だから、大学院を卒業した後は学者になるつもりでした。

 

諸事情あって、「学界」というものに失望した私は普通に就職活動をして、普通に「サラリーマン」になりました。

 

 

そこで衝撃を受けたんですね。

 

「仕事、おもしろい!!」

 

って。

 

 

そして、何も知らない自分に気付いたんです。

 

「サラリーマン」って。。。。

 

かなりひどいくくり方ですよね。

 

 

会社員としてビジネスをするとしたって、

 

大企業なのか、ベンチャーなのかという「規模」

 

メーカー、小売、サービス、IT、金融などの「業種」

 

人事、経理、企画、営業などの「職種」

 

この組み合わせだけでも無限にあって、その全てにそれぞれの魅力があるんです。

 

 

「なんで、こんな世界がある事を誰も教えてくれなかったんだ」

 

と本気で思いました。

 

だって、スーツとネクタイして、満員電車に乗っても行き先の「職場」が楽しい場所ならなんの苦もないですよね。

 

私にとってのビジネスのスタートは、まさにそうでした。

 

 

でも、そんな世界がある事を中学生の私に教えてくれる人はいませんでした。

 

理由は単純です。

 

 

「仕事が楽しい人は、仕事に夢中だから」

 

子供にかまっている暇はないんですよね。。。

 

 

「仕事」にドハマりしながらも、ずっとそういう想いを抱き続けていました。

 

昔の自分に伝えてやりたい

 

「仕事は面白い!」

 

「お前の将来には夢も希望もある!」

 

そんな事をいくら熱弁しても、中学生の自分には伝わらない事も分かっていました。

 

 

 

 

そして、1つの結論に辿り着きました。

 

 

「仕事が楽しくて仕方のない大人の1人として、子供達の前にいれば良いんだ」

 

ということに。

 

 

「なんか、このオッサン楽しそうだな」

 

と、中高生が思ってくれれば、しめたものです。

 

「どうやったら、そうなれるんだ」って考えてくれるはずだから。

 

 

そうやって、多くの子に「正確な世の中の光」を伝えたいと思ったんですね。

 

 

ここに理由はないです(笑)

 

ただ、そうしたい。と思ったというだけ。

 

 

そして、「そうした」というだけです。

 

 

「なんとなく、そうしたい」をそのまま実行する人生は楽しくも、パワフルです。

 

説得力も抜群です。

 

だから、今でも私は教室での「楽しい」にあれこれ理由はつけません。

 

ただ楽しい。

 

それが毎日。

 

そんな毎日は、誰でも手に入れる事ができる。

 

 

そのシンプルな事実を伝えていきたい。

 

 

いつもそう思っています。

 

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    ごりんごりんご (土曜日, 30 7月 2016 10:14)

    今日も共感しました。ありがとうございます。

  • #2

    関口良孝 (土曜日, 30 7月 2016 18:49)

    素敵なコメントありがとうございます!とっても励みになります。