「あん時」を創るのが使命

つばめ学院の関口です。

 

今日は夏期講習の授業で、我武者羅應援團の武藤さんの動画をみんなで鑑賞しました。

 

中3の受験生には是非見て欲しくて。。。

 

私にはあのような語りはできませんが、気持ちは同じです。

 

 

ちなみに、動画の中で「我武者羅應援團」の武藤団長は訴えています

 

「あん時、俺、できたじゃねーか」

 

という想いが、今の自分を支えているんだと。

 

 

まったく同感です。

 

そして、我々、塾人の役割の1つはその「あん時」を作ってあげる事です。

 

 

全ての生徒に「あん時、できたじゃねーか」を経験させること。それが価値なんです。

 

 

よく受験生に話しをします。

 

「合格が幸せで、不合格が不幸せだと思ったら大間違い。不幸な合格、ってのもあるんだぜ」

 

という話し。

 

「なんとなく」受験を迎え、「なんとなく」合格できそうなところを受験して合格。

 

これは、不幸以外のなにものでもありません。

 

 

だって、その子に「あん時、できたじゃねーか」はないからです。

 

人間は弱いものです。

 

受験のように追い込まれた状況でないと、なかなか「あん時」は作れません。

 

だからこそ、受験は大切なんです。

 

 

そして、進学したら受験を思い出すんです。

 

特に厳しい立場におかれた時

 

勇気が欲しい時

 

自分に自信が持てなくなってしまった時

 

「あん時、できたじゃねーか」って。

 

そして、自分の頑張りの「自己新記録」を更新します。

 

 

次からは、その新記録が「あん時」に変わります。

 

そうやって、人は少しずつ大きな「杭」を打ち込みながら成長していきます。

 

 

人生でつまづいてしまった時、後ろを振り返ります。

 

そこに大きく太い「杭」が堂々と見えれば。

 

 

その子は間違いなく、また前に進んで行けます。

 

 

 

塾は「勉強を教えるところ」ではありません。

 

「勉強を手段として、お子さんを成長させるところ」です。

 

 

今日も受験生たちは、せっせと杭を打ち込んでいます。

 

この杭は、きっと春になるころまでに大きく強いものに育つでしょう。

 

そう確信しています。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。