勝負の夏

つばめ学院の関口です。

 

夏期講習は本日が前半の折り返しを迎えます。

 

中3受験生は累計勉強時間が100時間を優に超える子が何人も出てきて、順調にとばしています。

 

今日は

 

「先のことは、今の自分で勝負しない」

 

について書きます。

 

 

ものすごく勘違いをしている子が多いし、意識しないとすぐに戻ってしまう考えなんです。

 

 

「今の自分で勝負しない」

 

 

これは、人であれば誰しも「成長する」という前提で考えるという事です。

 

常に自分が成長中であると考える。

 

その意識がないと、必ず先の勝負に負けます。

 

 

理由は簡単です。

 

「視線が下がるから」です。

 

 

いま、必死に努力している受験生がいます。

 

この子達が実際に受験をするのは、このうだるような暑さが過ぎ、秋を超え、寒さが厳しい季節のお話です。

 

 

なのになぜ、今の自分で

 

「どこそこは受かる」

 

「あそこは受からない」

 

という話しになるのか?

 

 

ここに大きな誤解と弱さがあります。

 

現状のままでいたい

 

現状維持ならラクだ

 

という思いです。

 

 

 

大間違いです。残念ですが。。。

 

 

学力に限らず、世のすべては「現状維持」なんてできないんです。

 

大人ならそれを身に沁みて分かっているはずなんです。

 

 

「現状維持」を求めた瞬間に、それは現状維持ではなく、衰退の道をたどります。

 

なぜなら、まわりは変化しているからです。

 

 

変わらない事があるとするならば、

 

「まわり以上の変化をし続ける」

 

という事なんです。

 

その「変化の実感」がある子は、決して「今の自分で勝負」はしません。

 

もっと、もっと成長した自分を思い描きます

 

その思いに「現実味」があるから、成長した自分で勝負できるんです。

 

「変化の実感」がない子は、残念ながら「今の自分」でしか勝負ができないんです。

 

 

でも、それは視線が下がった、衰退の道なんです。

 

 

すべきことは、「いま・ここで勝負」ではなく、「いずれくる勝負のための変化」なんです。

 

 

「勝負の夏」とは言いますが。

 

本当に「勝負」の意味はご理解いただけていますか?

 

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。