残念ですが、それは無駄です

つばめ学院の関口です。

 

世はお盆休みですね。。。

 

つばめ学院も、本日から休校日に入りました。

 

それでも、塾長は教室の掃除して、レイアウト変更して、動画撮って、、、

 

そして、ブログを書く。と。

 

神様はこの頑張りを見ているはずなので、きっと、再来週くらいに「ご褒美のレクサス」でも空から降ってくるんじゃないかと期待しています。

(降ってきたら、普通に死にますね。。。)

 

さて、今日は。

 

せっかくのお盆休みに、私の下らない導入にお付き合い頂いた方にとっておきのお話しを書きます。

 

 

お子さんの「勉強の無駄」を見つけるポイント

 

です!!

 

しかも、数学編と英語編を書きます。

(2回に分ける、とかケチな事はしませんよ〜)

 

 

【数学編】

お子さんが、学校のワークやテキストで。。。

 

一生懸命、赤字で答えを書き込んでいることはないですか?

 

特に証明問題など、、、

 

一生懸命に赤字で文章を写している。

 

これ、全くの無駄です。

 

やらない方が良いくらいです。

 

答えを写しても「内容を理解できている」という可能性は極めて低いです。

 

むしろ、答えは写さずに「解答をしっかり読む」方が良いです。

 

そして、テキストの問題を見て、ノートに答えを再現する。これが良いです。

 

答えを写すのに5分かかるとすれば、同じくらいの時間でできるはずです。

 

解答を読むのに3〜4分

 

答えを再現するのに2〜3分

 

長くても7分程度でしょう。

 

あまり変わらないですよね。

 

でも、効果は天と地ほど変わります。それが、勉強効率の恐ろしさなんです。

 

 

【英語編】

これは、ブログの画像を御覧ください。

 

英単語を覚えるのに、こんな書き方をしていませんか?

 

もし、こんなノートを見たら、「何度書いても」「どんなに時間をかけても」さっぱり英単語を覚えられない。

 

となる可能性が高いです。

 

英単語や漢字を覚える時には、「しっかり隠す」というのがポイントなんです。

 

なぜか?

 

物事を「長期記憶」に置くためには、脳を意図的にコントロールする必要があります。

 

「コントロールなんて、できるの?」

 

できるんです。

 

記憶を短期記憶と長期記憶に分けるのは、海馬という部分の役割です。

 

海馬は、どういう基準で「長期記憶」にすべき情報を判断するか。

 

その1つが「使用頻度」なんです。

 

良く使われる情報は「長期記憶」に分類され易い。

 

つまり、脳の中から「何度も」その単語を引き出すことが有効なんです。

 

でも、隠さないとどうなるか・・・

 

脳の情報が使われないので、海馬は長期記憶に分類してくれません。

 

目に見えているものを写しているだけですから。。。

 

脳を経由した状態というのは、「なんだっけ」となる状態です。その時、情報は確実に脳から出されます。

 

そして、画像のノートイメージです。

 

この後、続けて3行目の5個めにimportantと書こうとして、すでに書いた文字を隠せますか?

 

やってみると分かりますが、相当難しいですよ。

 

左側を隠すだけでは、上の文字が見えてしまいます。「本気で隠そうとする」と難しいものです。

 

こういうノートを見つけたら、「隠しながら覚える」という事はやっていないと考える方が妥当です。

 

しっかり隠して覚える場合には、「隠しやすい」書き方が優先されるものです。

 

 

 

いかがでしょうか。

 

お子さんは、「やっても、やっても効果の出ない」勉強法をしていませんか?

 

この夏休みに、ノートやワークをちらと確認してみて下さい。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。