生涯をかけて取り組めるもの

つばめ学院の関口です。

 

今日は授業でのお話からブログを書いていきます。

 

実は、先日の旅行中に愚息が学校の課題である「ノーゲーム、ノーテレビDAY」をやったんです。

 

まあ、旅行中で朝からずっと海遊びの日なんで、比較的ラクにこなせる日を選んだという面もあります。

 

 

そして、夜。。。

 

案の定、やる事がなく暇になってきた様子。

 

すると、ホテルのフロントで「将棋レンタル」がある事に気づきました。

 

私も駒の動かし方を知っている、という程度ですが、良い機会なのでルール説明から始めて、一通りの対局までを教えました。

 

すると、驚くほどに「面白い!!」とハマったんですね。

 

何度も「もう一回!!」と食らいついてくる。

 

そこで、再認識しました。

 

長らく愛されているゲームには、それなりに人を魅了する力がある。と。

 

まして、将棋は「プロ」がいるんです。

 

「将棋に一生をかける」と決心してやる人が大勢います。

 

プロになりたくても、なれない人がいるくらいですから。

 

その「プロ」の対局を見たいと思うファンもいます。

 

正直、私にはそういう「将棋好き」の方の気持ちを理解する事ができないのですが、少なくともそこに「魅力がある」ことは分かります。

 

 

さて、そして勉強です。

 

というより、学問ですね。

 

私は自分が大学院に進学する時には、本気で放射線物理学で学者になろうと思っていました。

 

文字通り、学問に自分の生涯を捧げるつもりでした。

 

学者や研究者の方々はみんな、そんな人ばかりです。

 

仕事としての研究。

 

ではなく、

 

自分の人生の一部、いや大部分が研究なんです。

 

学問もまた、「人に生涯を捧げさせる」ほどに、強烈な魅力を持ったものなんです。

 

 

今日の授業で話したことは、

 

「学問の魅力を理解しろとは言わない。でも、そこまで人を魅了する力を持った学問。その入口が、いまみんなの前にある勉強なんだ。」

 

少なくとも、そういう面を「知っておく」だけでも、勉強に対するイメージが変わるのではないでしょうか。

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。