立ち向かうという事

つばめ学院の関口です。

 

先日、車を運転していたのですが、ちょっと危険な運転をする車を見かけました。

 

「あ、危ない」

 

と思ったのですが、クラクションは鳴らしませんでした。

 

というより、「鳴らせなかった」んですね。

 

大学時代にある人から言われた事があります。

 

 

「車の運転をして、初めて危ない状態に遭遇するでしょ。その時にクラクションを鳴らす人と鳴らさない人に別れるんだよね。初めての時に鳴らす人は、その後も鳴らす。鳴らさないというか、鳴らせなかった人は、その後も鳴らさない可能性が高い。」

 

まさに、この人の指摘した通り、私は車の運転で「クラクションを鳴らさない人」です。

 

これって、「マナーが良い、悪い」とはまた違う次元の話だと思うんですね。

 

なぜなら、私は「身体がそう動かない」わけです。

 

「危ない!」

 

と思った時には、クラクションを鳴らすより先に回避行動をとるわけですから。。。

 

いまでも「アブねぇ!」とか言いながらクラクション鳴らせる人を「すごいなぁ」と思うんです。単純に。

 

 

同じような話を今日の講習でもしました。

 

いや、もちろん車の運転の話ではありません。

 

「初めの一回目が大事」という話です。

 

 

多くの子にとって、中3の夏休みは初めて迎える「入試の難関」です。

 

夏期講習も終盤をむかえています。

 

ほとんど全ての子が、「たくさん勉強をする」という事ができるようになってきました。

 

つまり、「高校入試」という勝負の場に立ち向かう準備ができたんです。

(気持ちだけでなく、身体がついてくるようになりました)

 

それは非常に大きな事なんです。

 

この先、「初めての高校受験」で逃げる選択をすることはないでしょう。

 

もし、この夏にしっかり頑張れなかったら、この先に「逃げ」の選択をしてしまうかもしれない。

 

そして、それは「たかが高校選び」の話ではないんですね。

 

そうではなく、人生で初めて出会う「大きな壁」に対して、「立ち向かう」という選択ができるようになったという事なんです。

 

 

これから、まだまだ難所は続きます。

 

それでも、目の前の生徒達が最後まで諦めずに「立ち向かう姿」をしっかりイメージできるようになりました。

 

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。