成績アップはご褒美じゃない

つばめ学院の関口です。

 

夏期講習も終盤にさしかかりました。

 

さすがに生徒の中にもやや疲れを見せる子も出始めました。

 

ラストスパートをしっかり頑張ってもらいたいものです。

 

さて、今日はそんな生徒に話した内容をブログに書きます。

 

 

 

私から声をかけるのは

 

「狙ってやれよ」

 

という事です。

 

漫然とただいるのではなく、「賢くなる自分を狙ってやっているか」これが決定的に大切です。

 

 

学校の成績、試験の得点、入試での合格

 

これらは、全て「狙って獲りにいく」ものです。

 

「頑張ったご褒美」としてもらえるものではありません。

 

 

点数を伸ばそうとして、伸ばすものです。

 

 

だからこそ、教室で。

 

すこし気持ちがダレてしまっている子には、「狙ってるか?この時間、勉強できるようにして帰るんだぞ」

 

という事を伝えます。

 

 

ただそこに居て。

 

所定時間、勉強に耐えると、ご褒美として点数が上がる。

 

そんな事は絶対にあり得ません。

 

この意識改革にやや時間を要する子がいることも事実です。

 

でも、そういう子ほど、意識改革の意義は大きいものです。

 

 

 

なぜなら、そのまま大人になる事ほど不幸な事はないからです。

 

「頑張れば、そのご褒美としてお金をもらえる」

 

そう信じている大人は不幸だと思います。

 

 

大人がお金を稼ぐときには、「狙って稼ぐ」のが健全です。

 

お金がいらない人は別ですが。

 

 

頑張っていれば良いことがある。そう「信じる」だけではダメなんですよね。

 

そういう事をしっかり「勉強を通じて」理解することも大切だと思います。

 

「塾に通っていれば、勝手に成績があがる」なんてファンタジーはないわけですから。

 

逆説的ですが、そんなファンタジーを完全否定してくれる塾であれば、「通うだけ」でも効果があがるのかもしれません。

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。