怒られるから勉強する

つばめ学院の関口です。

 

お子さんが通う塾を想像してみて下さい。

 

「先生に怒られるから、仕方なく勉強する」

 

という塾と。

 

「行ったら勉強が楽しくなって、勉強するようになった」

 

という塾。

 

 

どちらにお子さんを通わせたいと思いますか?

 

 

 

 

どう考えても「後者」ですよね。

 

おそらく、100人に聞いて100人がそう答えるのではないかというくらい当然の質問をしてみました。

 

 

 

では、次に少し意地悪な質問をします。

 

「我が子にとって、後者のような自発的に学習するような塾とはどんな塾だと思いますか?」

 

 

 

「全く想像がつかない」

 

という方もおられるはずです。

 

そこが、今日の最大のポイントです。

 

 

 

最近、感じることなのですが。

 

「怒ってでも、いやいやでも勉強させる塾はダメな塾」

 

という印象が強くなってきている気がします。

 

 

本当にそうなのでしょうか?

 

 

 

つばめ学院の指導について書きます。

 

まずは徹底した「知的好奇心喚起のシャワー」を浴びてもらいます。

 

特に小学生は、この内容に敏感に反応します。

(中学生くらいから反応の大きさが顕著に二極化します)

 

ちなみに、今日の小話は「小学生でも分かるゲーム理論」でした。

 

 

では、毎回このような「シャワー」を浴びていると全ての生徒が「勉強好き」になるのか?

 

残念ですが、これはNOです。

 

少なくとも、私の経験と力量では、100%全ての生徒を「勉強好き」にはできていません。

 

 

では、塾に通っていながらも、、、「絶対に勉強をしたくない子」にどう向き合うのか。

 

 

分かるまで勉強の意義を伝える?

 

自己責任論で、「やりたくないなら、やらなくて良い」と言う?

 

 

私はどちらも違うと思っています。

 

 

理由は単純です。

 

 

私は「その子の将来」にしか関心がないからです。

 

「いま、ここでやらなければ、絶対にコイツはダメなんだ」

 

そういう想いがあってこそ、、、

 

怒鳴ってでも

 

嫌われてでも

 

泣かせても

 

 

 

やらせます。絶対にやらせます。

 

 

それって、親が我が子に「勉強しろ」と言う感覚と近い気がしています。

(ちょっと、そこまで言うのはおこがましいかもしれませんが。)

 

 

そして、間違って欲しくないのは、私は1人の「普通の人間」でもあります。

 

だからこそ、塾の生徒以外の子については思います。

 

「勉強したくないなら、しなくていいよ。それで幸せな人生をおくれるならそれでいいじゃん」と。

 

 

でも、塾生に対しては違うんです。

 

何が何でも「幸せ」になってもらいたい。

 

だから、

 

「俺の事を嫌いでもいいし、ウザいと思っても良いから、勉強はしろ」

 

と言います。

 

実際には、そういう子は全体の中でごくわずかですが。。。

 

 

 

全力で勉強の面白さ、大切さを説き、「勉強好き」を増やす。

 

それでも「勉強好き」にならない子には。

 

怒鳴ってでも、嫌われてでも勉強させる。

 

それが、当塾のスタンスです。

 

そして、当塾の責任です。

 

 

 

「怒られるから仕方なく勉強する」と言わせる塾は、本当にダメですか?

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。