つばめ学院の関口です。
今日は久しぶりに「休日」をとって、家族の時間を過ごしました。
同時に合間にたまってしまった読書をせっせと進めております。
そんないろんな刺激を受けつつ、ひとつ思うところがあります。
「劇的に学力を上げたい」
という希望は
「これまでの自分を変えたい」
という思いと同じなのではないか。という事です。
よく、「成績が一気に上がる子はどんな子ですか?」と聞かれる事があります。
その回答の1つが「自分を変えようとしている子」です。
私が見ていて、「間違いなく成績なんて簡単にあがるでしょ」と感じさせてくれるような子がいます。
「素直」
と文字にしてしまうと、そんな簡単にかけてしまうんですが、イメージがわきにくいですよね。
具体的な例で書いてみます。
つばめ学院では、生徒のノートや解答をとにかく良く見るので、「字を丁寧に」と注意される子が少なくないのです。
「この字、このfって文字ね。これだと、tと見分けがつきにくいから、最後は左にはらうような意識で書いてみて」
そんな感じで、いろいろと「字を丁寧に」とアドバイスします。
そこで、反応が大きく変わります。
中には「言われたまま」をそのまましっかり修正する子がいます。実は数としては少数です。
でも、確実にいます。
他方
「言われた所を、局所的に、よく見れば分かる程度に直す子」もいます。
実は、こちらが多数派です。
おそらく理由も予想がついています。
カッコ悪いんだと思います。
先生に「こう」と言われて、即座に「はい!」といってすぐに全てを受け入れる。
そこに恥ずかしさを感じているんだと思います。
でも、それでは「自分を変える」ことはできません。
「ちょっと、何かが変わるかも」という程度でしょう。
「自分を変えたい」と本気で思っている子は、文字や姿勢、言葉使いがまず変わります。
「昨日とは別の自分になる」覚悟があるからです。
その子が書く「文字」には、その子の「意識」が表れます。
「意識」の変化は「文字」の変化に表れます。
人が書く文字というのは、その人の「個性」の一部だからです。
その個性の一部をすっかり変えてでも、「結果」を出そうと考える子は当然、結果がでます。
そして、「そのことに気付く」んですね。
「意識を帰れば全てが変わる」
そうやって、自分の欲しいものをどんどん吸収していきます。
頑なに「自分の文字」にこだわる子は、「別に読めればいいじゃないですか」と言います。
そんな子に言うのは
「”文字”はね。確かに読めれば良いよ。でも、本当の問題はそんな事を平気で言ってしまう君のその意識なんだよ」
小手先のテクニックはいくらでもあります。
でも、「意識」を変える事の威力はとてつもなく大きいものです。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。
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