細かな指示を積み上げる

つばめ学院の関口です。

 

突然ですが、、、

 

つばめ学院の指導は結構「細かい」のです。

 

挨拶をする

 

姿勢を正す

 

字を丁寧にかく

 

机の上は必要なものだけにする

 

etc…

 

 

 

もちろん、そういう「基本動作がしっかりできないようでは、成績なんて上がらない」という考えがあるからです。

 

ただ、このお話だけだとちょっと説得力として弱いですよね。

(実際に納得してもらう必要もないかもしれませんが・・・)

 

生徒には理解してもらう必要はないかもしれませんが、保護者としての大人には理解しておいて頂くと意義がある気がします。

 

 

前置きが長くなりましたが、本日は「細かい指導の意味」について説明致します。

 

 

塾での「学び」に関して確信をもって言える事ががあります。

 

それは、

 

「指示を良く理解して、従う子は伸びる」

 

「指示された事に従わず、自己流を引きずる子は伸び悩む」

 

という事です。非常に単純な事です。指導を受ける以上、「なんでも一旦は言われた通りにする」というのが、学びにおいて最も「効率的」な方法です。

 

ただし、学習塾において事はそう単純にはいきません。

 

相手は中高生ですから、。。

 

「指示に従う事がカッコ悪い」

 

と考えてしまう子が少なくないんです。

 

そういう子に、どうアプローチするのか?

 

「意識しないうちに、指示に従ってしまう」環境を整えれば良い。というのが、私の回答です。

 

 

これは、非常に単純で、「簡単な指示」から始めれば良いんですね。

 

「靴、そろえておいてね」

 

「もうちょっと、姿勢正そうか」

 

「こっちのテキストはいま使わないからカバンにしまっておいて」

 

なんでも良いんですが、「断りようのない指示」というものがあります。

 

そういう指示をたくさん積み上げていくと、そのうち「言われた事に素直に反応する」ことが自然になります。

 

そういう「自然」をつくっていくことで、「ここぞ」という場面での指示に大きな影響がでます。

 

あまり定性的に考える事も少ないかもしれませんが、

 

普段の何気ない指示

 

が多い塾で、素直な子が多い事には理由があるんです。

 

 

そして、そういう仕組を意図的に創り出す場所もあるという事をぜひ知っておいて頂きたいのです。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。