塾の意義とは？

つばめ学院の関口です。

 

 

突然ですが、みなさんは「塾」という場所に対してどんなイメージを持っていますか？

 

もっと言うと、「塾はどういう場所であるべき」と思われますか？

 

 

もちろん、このブログを読んで下さる方は「塾の専門家」ではないはずですから、「ちゃんとした答え」を求めているわけではありません。

 

ごく主観的に。。。「何を期待しますか」という事を考えてみて頂きたいのです。

 

たったそれだけで、「塾」を選ぶ視点が全く変わると思います。

 

 

では、「塾はどういう場であるべきか」の私の回答。。。。

 

の、前に^^;

 

 

ちょっとだけ寄り道をしたいと思います。

 

しばし、おつきあい下さい。

 

 

 

塾の現場で、毎日、生徒の「勉強」と向き合っています。

 

そこで、確信をもって言えることがひとつあるんです。

 

「能力の差は非常に小さい。意識の差は天と地ほど違う。」

 

という現実です。

 

もう、本当に。

 

 

「俺なんて、バカだから」

 

という子に限って、「バカ」と断言して良いほどやってません（笑）

 

 

大切な事なので、もう一度書きます。

 

「能力の差は小さい」

 

のです。

 

大きく違うのは「意識の差」です。

 

 

この現実をふまえて、私の回答に入りたいと思います。

 

塾は「生徒の意識を高くする場」であるべきだと考えています。

 

これは、決して夢のような理想論ではありません。

 

ごく現実的な方法論です。

 

 

・成績を上げたい

 

・志望校に受かりたい

 

・分からない勉強をどうにかしたい

 

その「全て」を満たすことが出来ます。

 

「意識」を変えるだけで。

 

 

成績をあげる「だけ」では、志望校に受かるかどうか分かりません

 

分からない勉強をどうにかする「だけ」では、成績が本当に上がるかは分かりません

 

でも、

 

意識を変えることができる「だけ」でその全ては手に入ります。

 

そして、個々の生徒で大きく違うのはこの「意識」の部分なんです。

 

だから、この「意識」に切り込むのは、塾としては当然の流れだと思っています。

 

 

という事で、つばめ学院では「生徒の意識を変える授業」をしています！！

 

と書いて終わるのでは、つまらないので（笑）

 

もう少しだけ続けますね。

 

 

生徒の意識をどう変えるのか？

 

その具体的な方法の１つは「憧れ」にあると考えています。

 

例えば、私は小学生のクラスで

 

「全然、分からなくていいから」

 

と言いながら減衰振動の式を書いて見せます。

 

「分からなくていいいから」という言葉は魔法の言葉です。

 

生徒が知的好奇心を素のまま出すことが出来ます。

 

ホワイトボードいっぱいに書かれた減衰振動の式を見て、生徒は唖然とします。

 

でも、

 

「こういうのが分かったらカッコイイよね？」

 

という問いにほとんどの子がうなづきます。

 

減衰振動の式からグラフを描き、マイナス領域を反転させます。

 

「はい、このグラフが表しているのはなーんだ？」

 

「？？？」

 

「これ、ボールが弾む時の様子なんだよ。ぽーーん、ぽーん、ぽん、ぽぽん。って、、、分かる？」

 

「あ！それなら分かる！！」

 

 

こういう経験が確実に「意識」を変えていきます。

 

「分からなくても良い」ものにぶつかると、子供達は素直に「分かろう」と思ってくれます。

 

そして、その「一部」が分かれば、大きな自信になります。

 

中学生向けには「科学史」とかが良いですね。

 

 

もちろん、この「分からなくていいから」は、「意識」を変えるための手段の１つでしか過ぎません。

 

こういった「意識」に問いかけるネタをたくさんご用意して、つばめ学院という「塾」は存在しています。

 

 

「期末試験○○点アップ！！」

 

とか、、、

 

やりますけどね（笑）

 

でも、それ「だけ」が塾の「本当の価値」ではないと思っています。

 

その子の意識を本気で変えるのが「塾」や「教育」の使命。

 

そんな事を本気で思っている塾長に、ぜひ一度会いにきてみて下さいね^^

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。