「家が遠いと遅刻しない」の理由

つばめ学院の関口です。

 

本日は大宮まで、北辰図書の説明会に参加してきました。

 

小心者なので遅刻しないように30分前に着くように余裕をもって移動したら、1時間近く早めに着いてしまいました。。。。

 

 

普段とは違う移動をして気づいた事があります。

 

みなさんも学生時代に

 

家が学校に近い子の方が遅刻する

 

家が学校から遠い子は遅刻しない

 

という経験則をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

 

この事について今日は書こうと思います。

 

結論を先に書いてしまうと、「スタートは早いうちに」というお話になるのですが、追々納得して頂ければと思います。

 

 

先の例で出した、「家と学校の距離、そして遅刻」の関係から考えます。

 

よく、「家が近くにある子は油断してるんだよ」という情緒的な話になるのですが、私は少し違うのではないかと思っています。

 

学校の近所の子にはなくて

 

遠方の子が持っているもの

 

があるはずです。

 

そう、「通学時間」です。

 

非常に単純な話ですが、遠方の方が「通学時間」をたくさん持っています。

 

別の見方をするなら「調整する幅」が大きいはずです。

 

家から5分で学校に着く子が持っている「調整幅」

 

 

家から30分かかる子が持っている「調整幅」

 

全く違うはずなんですね。

 

 

その事が「何か不測の事態」が発生した時の対応にあらわれるのではないでしょうか。

 

 

この考え方を是非、勉強や進路に関する考え方に応用して頂きたいんです。

 

先日、中1の子から相談を受けました。

 

「どうしても早稲田大学にいきたい」という話です。

 

もちろん、中1ですから志望の理由や見通しが甘いところは多々あります。

 

ただ、結論は明らかです。

 

 

ラクショー

 

です!!

 

 

早稲田に行くとして、高校から行くのか?大学から行くのか?

 

どういう準備をして、いまは「何をするべきか」?

 

選べるオプションがとにかく多いのです。

 

学習塾を運営していると、どうしても「直近」の進路に関するご相談を多く受けます。

 

他方、だいぶ早い段階でご相談いただけることもあります。

 

 

明らかに後者の方が選択肢が多いですし、全体としての「生徒の負荷」も平準化できます。

 

おそらくその時点で描いている「将来の自分」よりも、「現実の自分」の方がはるかに大きく成長してしまう可能性も高いものです。

 

 

もしお子さんの将来に期待する「なにか」があるのであれば。

 

ぜひ、思いたったその時にご相談下さい。

 

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。