つばめ学院の関口です。
10月23日(日)につばめ学院の人気イベント「理科実験教室」を行ないます!!
という事で、本日は理科についてのお話を書きます。
ある生徒の話です。
理科があまり好きじゃない。とのこと。
理由を聞いてみると「レポートを書かされるのが嫌だ」と。
なるほど。
じゃあ、塾の「理科実験教室」は?
それは大好き。だそうです。
素敵^^
いいじゃない。
問題はその先です。曰く
「塾の理科実験は、あんなの遊びみたいのもんじゃん。楽しいに決まってるよ」
これこれ。
そういう言い方、先生は好きじゃないな。
ちゃんと注意しないといけません。
「あのな、、、遊びみたいって。「遊び」だろ!理科実験なんて。理科の実験なんて、遊び。だから、楽しいに決まってんの。楽しくないもんなんて、大したものじゃないんだよ。理科実験やって、「あー楽しかった」で良いじゃん。」
「それだけで良いの?」
「他になんかあんの?実験以外に」
「說明とか・・・」
「やったじゃん。前回は先生が「原子くん」になって說明したやつ(笑)」
「あれは・・・なんかふざけてたし」
「でも分かったんでしょ」
「・・・・はい。あと、レポートとか書かないし。」
「書きたいの?」
「書きたくない」
「じゃあ、書かなくていいじゃん。」
私自身は放射線物理で理学修士の論文まで書いているので、多少なりとも「レポート」の意義は理解しているつもりです。
レポートの存在を否定する気はさらさらないのです。
でも
順序が逆なんだと思います。
まず「感動」がないと。
何も始まらない。
だって、
良い映画見て感動したら人に話ますよね?
週末に食事したレストランが美味しかったらSNSに投稿しちゃいますよね?
旅館のサービスに感激したら友人に薦めますよね?
理科だって一緒なんです。
誰だって、何かをして感動したら「伝えたい」がでるんです。
つばめ学院の理科実験教室では、終わったら「なんで?」をみんなで自由にわいわい話します。
で、そうやって話した内容は「お家でお母さんに說明してあげると良いよ」とアドバイスします。
レポートってその先にあるものではないでしょうか。
もっとみんなに伝えたい
みんなには話して伝えられない
だから「分かり易いレポート」が必要なんです。
どこの誰が見ても分かるように。無用な質問が出ないように。何が感動ポイントなのかわかるように。
そうやって書くもの。
レポートも論文も同じです。
「伝えたい」がない表現は無駄なんです。
レポートを否定しません。
でも真っ先にやるべきは、子供の中の「伝えたい」を満たしてあげること。
もっと言えば、「勝手に満たされて、溢れ出る」環境をつくること。
つばめ学院の理科実験教室は「感動を共有」する場です。
それができれば、あとは勝手にお子さんの口から言葉が溢れ出てきます。
そして、それが拙いから伝わらない。だから伝える工夫を教えてあげる。
レポートありきじゃ、誰も感動しません。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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