「幸せ」の進路指導

つばめ学院の関口です。

 

この時期の学習塾というのは、冬期講習準備と進路指導でバタバタとしております。

 

私も連日のように面談をさせて頂いております。

 

今日はそんな中から、つばめ学院の「進路指導」について書こうと思います。

 

つばめ学院の「進路指導」は、いわゆる普通の塾の指導とは違っているかもしれません。

 

でも原理はシンプルなんです。

 

 

「その子の幸せを考える」

 

という1点に尽きます。

 

もちろん、生徒が今後どういう人生を歩むのかなんて分かりません。

 

だからこそ、どういう人生であっても「幸せ」をつかめるための「今」になる選択を考えます。

 

 

いきなり抽象的で分かりにくいすね。。。すいません。。。

 

 

少し具体的に書いていきます。

 

進路指導である以上、「どの学校を志望するか」を考えます。

 

これは、当然です。

 

ではその選択基準。

 

 

 

「偏差値が高ければ高い方が良い」

 

これは単純すぎますよね。進路指導いりません。ハンドブック買えば良い話です。

 

 

「本人の希望を尊重する」

 

これ、指導放棄です。本人に任せるなら、そもそも話しを聞く必要すらないです。

 

 

 

「その子が一番、努力できる選択肢を探す」

 

これが、当塾の指導方針です。

 

もし、生徒が言っいる志望校が完全な「合格圏」であったらどうでしょうか。

 

その子はこの後、「頑張ろう」と思っても「努力せざるを得ない外圧」を失います。

 

私も含めて人は弱いものです。

 

「外圧」なく努力できる人は少ない気がします。まして成長過程の中高生はなおのこと。

 

進路指導の肝は、この適切な「外圧」設定だと考えています。

 

 

 

逆に「今の実力を遥かに超える志望校」を生徒が主張した場合。

 

やはり、私は別の志望校を一緒に考えます。

 

「受からないから」ではありません。

 

「頑張れない」からです。

 

玉砕覚悟の受験生は頑張れないんです。

 

なぜなら、「ダメもと」であることを他でもない自分が一番良く分かっていますから。

 

ワンチャンに賭ける

 

は、そもそもありもしない可能性を追いかけているだけです。

 

現実的に可能性のあるチャンスを掴む。

 

本人の気持ちのうえでは、ワンチャンなんかより遥かにプレッシャーが大きいものです。

 

そして、それを乗り越えて欲しい。

 

そう願っています。

 

 

難関校○○人

 

合格率○○

 

そういう文字には全く関心がありません。

 

気になるのは、目の前の「その子」の将来の幸せだけです。

 

塾がもっている合格率なんて、目の前の「その子」には全く関係のない話です。

 

 

常に「その子」の「いま」と「将来」に対して真摯に向き合いたいと思っています。

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。