つばめ学院の関口です。
今日も記事のご紹介からいきたいと思います。
本日の記事がこちらです。
ロボットは文章を「読んで」ないけど、人間は本当に「読んで」いるの?
という記事です。
そりゃ、まあ「読んで」いるでしょう。
と思ったのですが、そうでもないようです。という事を今日のブログでは書いていこうと思います。
つばめ学院はこの週末、公立中学の定期試験対策イベントが目白押しでした。
そこに「自習」の子達も駆けつけるので、ただでさえ狭い教室はもの凄い熱気に包まれることになります。
そんな自習中にされた質問です。
「センセー!地場産業って副業ですか?」
全く意味不明な質問がとんできます。
ちなみに、質問をした子は非常に素直で明るくて、頭の回転もよい子です。
その子をして、この質問です。
「へ??質問の意味がわからん。そもそも地場産業の意味は分かる?」
こちらから質問しつつ、カラフルにマーカーされまくっている学校プリントに目を通します。
地場産業の例として、鯖江市のメガネフレームを例示しているものです。
文章を読めば分かることですが、内容としては
鯖江市の地場産業として、メガネフレームのメーカーを紹介しています。
この産業が農家の副業として発展してきたという記述。
背景として、冬に作業ができない農家にとって、現金収入を得るための副業として受け入れられたというお話です。
この内容の文章をめぐって、中学生の頭の中が大混線を起こしています。
「え?じゃあ、メガネフレームって副業なんですよね?」
「いや、、、メガネフレームだから副業ってわけじゃねーよ。メガネフレームの仕事が本業の人もいるし。」
「??じゃあ、じゃあ。農家だったら本業なんですよね?」
「ちげーだろ(笑)何習ってきたんだよ。農業だって本業の人もいれば、副業で農業やる人もいるよ。」
「えー!なんも分からない」
、、、という事で、先の内容をストーリーとして説明しました。
まあ、プリントに書いてある内容なんですけどね。
別の生徒は
・・・・朝夕の( )に大変な混雑が・・・
というカッコに「通勤ラッシュ」が入るのか「ラッシュアワー」が入るのかを質問してきました。
「いや、内容というよりは国語として”ラッシュアワー”だと思うぞ。”〜に”って書いてあるのに、そこに通勤ラッシュは入れないだろ。時間帯を表す言葉を入れたくならない?」
そんな会話をした相手もまた、「真面目な良い子」でした。
お子さんは、文章を「読めて」いますか?
最後まで「読んで」頂いて、ありがとうございます。
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