勉強はゲームに勝てるのか?

つばめ学院の関口です。

 

突然の質問ですが、お子さんはゲーム好きですか?

 

ゲーム好きの子は多いですよね。

 

ふと疑問に感じることがあります。

 

 

ゲームは好きなのに、なぜ勉強は嫌いなのか?

 

という疑問です。

 

 

 

「何をおかしな事を」

 

とおっしゃるかもしれません。

 

 

でも、冷静に考えてみると不思議なものです。

 

 

私もゲームをするのですが(すぐ飽きますけど)、ゲームって意外と「我慢」の時間がありませんか?

 

特に成長させるゲームの類は、経験値を集めたり、アイテムのためのお金を集めたり、、、

 

正直、あの時間は「ダルい」と思うんです。

 

実際、私もそうですから^^

 

欲しい武器を手にいれるために、やりたくもない戦闘を繰り返してお金を貯めたりしていました。

 

 

つまり、言いたい事はこういう事です。

 

「ゲームだって、勉強にまけないくらいダルい作業があるのに、なぜゲーム”だけ”が子供を夢中にさせるのか?」

 

という疑問があるんです。

 

 

そして、私の仮説です。

 

 

ゲームというのは「ダルい作業」があっても、そのすぐ後に100%報われることが保証されている。

だから子供は「ダルい作業」にも耐えて、その先の報酬を手にすることができる。

 

という考えです。いかがでしょう?

 

 

そう考えると、勉強も同じであれば良いですよね。

 

いや、同じでないから、今が「つまらない」のかもしれません。

 

 

ある一定時間に勉強を頑張ったら、そのすぐ後に「明確に目に見える形の成果が得られる」というのは非常に大切です。

 

つばめ学院の例で言えば、進行表にシールを貼ったり、確認テスト(全単元)の満点合格だったりします。

 

そういう「報酬」を散りばめることで、「やったら、できるようになった」をビシビシ感じることのできる状態を作っていきます。

 

 

ちなみに、学校のテストは「報酬」にはなりません。

 

やっても「できない」可能性があるからです。「報酬」は「必ずできる」ことが大切です。

 

 

 

お子さんが、成果の得られない勉強をしているかもしれない、チェックを1つお伝えしますね。

 

塾に通っているお子さんでも、適切な指導を受けていない場合は、「できない」かもしれません。

 

 

 

 

簡単な計算問題や、英語の並べ替え問題などで間違いを見つけたら、お子さんに聞いてみて下さい。

 

「なにが間違いで、どうなっていれば良かったのか」

 

という事を。

 

なにも意識していないと、びっくりするくらい答えられないのです。

 

ただ、○と☓をつけておわり。

 

間違っていても、「はい次!」となってしまう。

 

これでは、「やったら、できた」を感じることはできません。

 

つばめ学院の小学生は、間違えた問題を見直して、間違いの原因を追求し、もう一度解き直して正答を出してくれます。

 

これも「やったら、できた」を体感する「報酬」の1つなんです。

 

小さくても良いんです。しかし、この喜びを知らない子が「学び」を継続することはできません。

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。