静寂に耐える

つばめ学院の関口です。

 

今日は朝から、中3生の入試特訓が行われています。

 

非常に静かな時間が流れます。

 

ただ、この静かな時間の中に激しい駆け引きがあります。

 

 

今日はそんな「静寂」について書こうと思います。

 

つばめ学院は「静寂」と向き合う塾なんです。

 

別の言い方をすると、私自身が「教師は静寂と向き合わなければならない」と考えているんです。

 

 

もう少し詳しく書いていきますね。

 

塾の教師というのは、非常に誤解されがちな仕事だと思っています。

 

「教えるのが仕事」

 

「話すのが仕事」

 

そう思われている気がします。

 

もしかすると、教師本人もそう思っている方がいるかもしれません。

 

 

私が考える教師の仕事とは、、、、

 

「生徒の”学ぶ”を作りだす」ことが仕事なんです。

 

 

生徒が学びやすい環境や条件を整える。

 

分かりやすい説明や、面白い小話、分かりやすいテキスト

 

その全ては、生徒の「やろう!」という気持ちのためにあります。

 

そして、懸命に集中して「やる」ためにあります。

 

 

そう考えると、「塾が最も価値を出している瞬間」というのはいつでしょうか。

 

それは、「生徒が集中して学んでいる時」

 

という事になります。

 

 

つばめ学院は授業も私の動画なので、生徒が最も集中している時間は「静寂」になります。

 

この静寂に耐えながら、生徒にとって「見守る」のか、「手助け」するのかを見極めます。

 

手助けのフォローも可能な限りコンパクトな説明を心がけます。

(冗長な説明よりも簡潔な説明の方が技術が要るケースは多いものです)

 

教師の側からすると、「ずっと説明して、教えてあげる」方がずっと楽なんです。

 

でも、それをすれば確実に生徒の学びを阻害します。

 

「分かった!」と思わせて、実はできるようになっていない。

 

本意ではないにせよ、そんな騙しのような事が起きうるのが塾です。

 

 

勘違いではく、本当の実力

 

それをしっかり身に付けてもらうために、この場の全てがあります。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。