つばめ学院の関口です。
先日ちょっと貴重な体験をしましたので、今日のブログではその事を共有しようと思います。
実は先日、「字が思っているように書けない」という体験をしました。
ちょっと詳しく解説していきます。
字を書こうと思うのですが、どうしても自分が想定しているような形にならないんです。
(いや、脳的な怖いお話ではないです)
なんか、以前よりも「字が下手になった」ような気分を感じつつ書いていました。
その後にやっと原因が分かりました。
少しゆっくり書くようにしたら、普通に書けたんです。
そう。自分が頭にイメージしている「書くスピード」が、実際の速度に追いついていなかったんです。
でも、この事は多くの子に起きていることではないでしょうか?
私の場合で言うと、今さら意識と行動のギャップができてしまったのはパソコン入力のせいでした。
最近は報告書やブログなどで、以前よりも多くの文章を入力するようになりました。自然と自分の頭の中にある「書くスピード」というものが、タッチタイプのスピードになってしまっていたのです。
そのスピードを「書く」という行為で無意識に再現しようとしていたのです。
ちゃんとした字が書けないのも当然です。早く書こうとしすぎていたんですね。
この感覚は、子供たちへの声がけにも是非とも活かしていきたいことです。
多くの子(特に小学生)は、「意識のスピード」に「書くスピード」がついていきません。
そして、そのギャップに耐えることができないのです。
頭では書きたい文章や式が出ているけれど、書くという行為がそれに遅れる。。。
だから「綺麗に書く」ができない事があります。
「もっと丁寧に書きなさい!」
というのではなく、
「もっとゆっくり書いていいんだよ」
そういう言い方の違いだけで、お子さんの行動が変わるかもしれないですね。
是非ご家庭でも試してみて下さいね。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。
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