「上げる」のか「上がる」のか

つばめ学院の関口です。

 

冬期講習のためにしばらく更新をお休みさせて頂きました。

 

本日は2016年の最後の更新になります。今年も当ブログをご覧頂きありがとうございました。

 

 

さて、1年の最後の記事となりますが、本日は

 

「学力を上げる」

 

というテーマで書いて、1年の終わりにしようと思います。

 

 

「学習塾」というと、どんな事を目的に通ってこられますか?

 

やはり、何と言っても「学校の成績を上げる「試験の点数を上げる」という事が目的になってくると思います。

 

 

しかしながら、つばめ学院はその「成績を上げる」という事を直接の目的にはしたくないなぁと思っています。

 

 

どういう事か?

 

ちゃんと説明させて頂きますね。

 

 

「学校の成績」というのは、どこまでいっても学校の先生の「評価」です。

 

相手がどうあれ、他人の「評価」に一喜一憂するというのは、やはりあまり良い事ではないと思っています。

 

「学校の成績をあげる」を第一の目的にする事は、「学校の先生に評価される」を目的にすることと同義だと考えてます。

 

そうであれば、成績は「上げる」のではなく、「結果として上がる」のが健全な姿ではないでしょうか。

 

 

「上げる」のは「学力」です。

 

学力をあげる

 

その結果として、

 

学校の成績が上がる

 

この順序を決して間違えてはならない、と、自らに言い聞かせ、生徒に投げかけています。

 

 

正直にお伝えするのであれば、「学力を上げる」を無視して「成績を上げる」という事はできない事ではないのです。

 

あえて書きませんが、いろいろな方法で「成績だけを上げる」ことは可能です。

 

ただ、そんな方法で「成績を上げる」という事は、生徒の人生全体から見た時には、失うモノしかないですよね。

 

何一つ得るものがない。

 

学習塾が月謝の対価として、学校の成績を上げるための存在であれば上記の対応も「アリ」だと思います。

 

ここで書いておきたい事は、「つばめ学院は違う」というだけの事です。

 

塾は私教育ですから、「どういう塾にしたい」を自ら決めることができます。

 

ですから、私は「社会に出てから有効な力」を生徒に身に付けて欲しいと考えています。

 

頂戴する月謝はその対価だと捉えています。

 

だからこそ、真っ直ぐ「学力」を上げる方法をご提供します。

 

安易に「成績だけが上がる」という方法をご提示する事はありません。前述のとおり、その子の人生全体からするとマイナスにしかならないからです。

 

1年の最後の記事なので、一番書いておきたいことを今日は書かせて頂きました。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

来年もどうぞよろしくお願い致します。

良いお年をお迎え下さい。