Vol.622
つばめ学院の関口です。
今日は塾の「主役」について書きます。
塾にとっての主役は誰でしょうか?
この質問に多くの方は「生徒」とお答え頂けると思います。
私もそう思っています。
一見すると当たり前のようなこのお話ですが、実はそうでもなかったりします。
塾が主役になるとどうなるか?
生徒ではなく、塾が主役になるケースがあるんです。
カリスマ講師
絶対的な合格実績
成績保証
そういったものは、塾が主役になってしまい、肝心の生徒が置き去りにされたPRのような気がしませんか。
成績を上げるのは「生徒本人」のはずです。
どの学校を受けて合格したいかは「生徒本人」が決めることです。
(自分を過小評価している子に、しっかりと希望を持たせることは塾がやりますが)
塾が主役になってしまう事で、私が一番良くないと感じている事があります。
それが、「答えがあると思ってしまう」という事です。
○○先生の言う通りにすれば良い事がある
○○塾のやり方に従っておけば大丈夫
生徒が100人いれば、100人なりの個性があり、人生があります。
「絶対の答え」なんてあるはずがないんです。
「自分の答え」を自分で見つける。その頑張りを全力で支えるのが塾の在り方だと思っています。
主役の座を生徒に戻す
「主役は生徒」とは書きますが、それは「生徒に全てを任せる」という事ではありません。
「その子にとってのベスト」を一人一人考える。という事です。
この子にはいま何が足りないのか
この子が自信の支えにできる事はなにか
この子がどういう進学をするのが幸せか
それを全力で考えることが、「主役にする」という事です。
「生徒に全部をお任せ」とは真反対の姿勢です。
口出しするし、干渉します。
場合によっては本人以上にムキになって怒ります。
「生徒の将来をダメにするような行為は、それが本人によるものであったとしても絶対に許さない」
それが私の矜持です。
未来に繋がる力
生徒が「自分のために」「自分で」動くことができる事の意義は大きいです。
自分の人生を「自分のもの」と感じることができ、そこに対する責任感を持つことができます。
「何があっても後悔しない。自分で決めて、自分の考える全てをやったから。」
そう言える子に育ってくれたら、それだけでその子の未来に希望が持てますよね。
つばめ学院は全ての生徒がそう言えるように、日々全力を尽くす塾です。
そういう意味で、「生徒が主役」なんです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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