怖いのは負けることではなく逃げること

Vol.625

 

つばめ学院の関口です。

 

今日は少し「怖い」話を書こうと思います。

 

「恐れるべきは負けることではない、逃げることなんだ」

 

というお話です。

 

 

 

 

逃げるって何だ?

 

「逃げる」と一言で言っても何を指しているのか分かりにくいと思います。

 

もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。

 

「”何とかなる”と思ってしまう」と捉えると分かりやすいと思います。

 

世の中のほとんどの事は、実は「なんとかなる」で乗り切れると思います。

 

はっきり言って、勉強しなくても死ぬわけではない。

 

すぐに生活に困ることもないです。

 

手を抜いたところで、すぐに世界が終わるわけでもないんです。

 

 

 

少しずつ環境は変わっていく

 

それでもまわりの環境は少しずつ変わっていくのです。

 

「なんとかなる」と思っていた世界が、そうでない事に気づくんです。

 

気づいた時に世界が一変します。

 

「なんともならない」という世界が眼前に立ち現れることになります。

 

変化は少しずつ。

 

結果に気づいた時には何も動かせない(ような気になる)。

 

一番恐ろしいのはそこなんです。

 

いっときの「負け」なんて怖くもなんともない。その結果から逃げることの方がずっと怖い。

 

その結果に立ち向かわなくても、「何とかなる」と思ってしまう方が怖いんです。

 

 

 

大人になってからの学びの現場

 

少し抽象的なお話が続いてしまったので、例をあげて書こうと思います。

 

私はいまオンライン英会話で「使える英語」を勉強しています。

 

読み書きだけでなく、話せる英語を身に付けたいと思っているんですね。

 

そんな時に思うのが、「英語をやっておいて良かった」という事です。

 

英語を勉強しながら、「勉強しておいて良かった」は変に感じるでしょうか?

 

実際は全く変ではありません。

 

英語に関して、大人になってから「学び直し」の機会はたくさんあります。

 

ただし、「中3程度の英語」も分からない状態での「学び直し」はかなりハードルが高いはずです。

 

時制も、受動態も、関係代名詞も。。。

 

全く抜けた状態で始めるのは、かなり難しい。

 

無理ではないですが、効率は悪いです。

 

他方、中3程度の英語ができていれば。。。

 

その後の勉強をフォローする教材や仕組みは本当にたくさんあります。

 

その気になれば、「いつからでも間に合う(と思える)」環境がそこにはあります。

 

 

本当に怖いのは、「なんとかなる」と勘違いしてしまう事なんです。

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。