Vol.635
つばめ学院の関口です。
実は昨日、都内で塾関係の方が集まるセミナーに行ってきました。
その中で、いろいろな塾長さんとお話をさせて頂きました。
結果としては、多くの学びもあったのですが、大きな自信を得て帰ってくることになりました。
多くの心ある塾人の方が、私と同じような考えを大切にしていたからなんですね。
今日はその中身について書いていこうと思います。
まず結論です。
「学力は自分で勉強しない限りは絶対に向上しない」
という事実を再確認してきました。
いかがでしょうか?
「そんなの当たり前」と感じられますか?
本当に「当たり前」なんでしょうか。
塾選びの際には。
塾は「どうやってお子さんを勉強させるか」を提示していますか?
おそらくは、「どうやって教えるか」ばかりを語りませんか?
専任講師が責任をもって授業します!
個別指導できめ細やかに説明をします!
アニメーションを多用して楽しく学べます!
多くの塾が前面に出すのは、「どう教え込むか」なんです。
そして、ご家庭の関心も「どういう教わり方が良いか」ではないでしょうか。
おそらく、この情報をやりとりする限り、「お子さんの学力を上げる」というゴールにはたどり着くのが難しいと思っています。
なぜなら、学力を上げるためには「自分が勉強する」という事が最も大切だからです。
塾が真っ先に考えるべきは、「いかにその子の学習量を確保するか」という点です。
それを無理なく効率的にできる仕組みを持っている塾は「強い塾」になるのだと思います。
また、「どこの塾に行くと、我が子が勉強をたくさんするようになるのか」という観点で塾をご覧になる方は、賢い利用者という事かもしれません。
学力を上げるのに魔法はありません。
その事実を謙虚に受け止めて、地道な「学習時間の確保」をいかに効率的に、執念深く取り組んでいるのか。
それが、塾の価値を測る1つの指標になると良いのではないかと思っています。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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