Vol.636
つばめ学院の関口です。
今日はご家庭でもできる効果的な計算問題への取り組み方法を書こうと思います。
「計算問題に解き方なんてあるの??」
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
かなり細かくあります!!
今日は塾の指導で行っている計算に関する取り組みの概要をお伝えします。
(全部やると、細かすぎてしまうので・・・)
まず、ダメな順に書いていきましょう。
解きっぱなし
これ、ダメですよね。
問題解いて、丸つけしてオシマイ!
単なる作業で終わります。
この状態では、次回も同じ間違いをする可能性大です。
なぜなら、「なんで間違えたのか」を知らないまま先に進む分けですから。
ただ解き直す
解きっぱなしよりは良いです。
ただ、「解き直すんだよ」と声がけをすると、いきなり「もう一度解く」という事をしようとする子は多いです。
いきなり消しゴムで全部消す
いきなり次の行に計算し始める
など、です。
これでは非効率です。
うまくいかないには「理由」があります。
その理由を明確にするからこそ、修正できるのであり、また次回に繰り返さないよう注意できるものです。
なんで間違えたの?
ご家庭での計算演習でお勧めしたいのは、
「なんで間違えたの?」「どこが違っていたの?」
という問いかけをして、しっかりとお子さんに答えさせてから解き直しをすることが効果的です。
定着するまでは、毎回の声がけが必要ですが、慣れてくると「間違いの確認」がその子の習慣になります。
そこまでいくと素晴らしいですよね。
問題を解けば解くほど、級数的に実力が上がっていきます。
落とし穴
意外な落とし穴にご注意下さい。
「ここが違うよね。だって・・・」
と教えてしまうことが、実は大人の側からすると起こりやすいのです。
場合によっては、塾ですらここを教えてしまうところがあるかもしれません。
間違った箇所を指摘して教える
というのは、学習において最も「オイシイところ」を横取りしてしまう事なんです。
しっかりと、ここを自分の頭と目で考えて見つける力を養えるよう、導いてあげてみて下さい。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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