2017年7月12日
Vol.660
つばめ学院の関口です。
今日は「細田学園高校」のレポートをお届けします。
学校での説明会は今期初でした。
会場を借りて行われる説明会はアクセスが良いのですが、普段の学校生活が見えないのが難点です。
今回は活気あふれる学校内にお邪魔してお話を伺ってきました。
では早速、細田学園のお話です。
人気ありますよね。細田学園。
まず、この認識が合っているかどうか。大きなポイントだと思います。
つばめ学院は設立して3年経過したところです。
つばめ学院の生徒が細田学園の見学に行って帰ってくると、「細田、好き」と言う子が結構います。
もしこのブログを読んで下さる方の中で、5年以上前の「細田学園」でイメージされている方は、情報をアップデートして頂いた方が良いです。
細田学園の先生曰く、
「5年前とは別の学校」
だそうです。
それだけ大きな変革期を超えた学校という事です。良い悪いの判断は別として、こちらの学校に関しては「古い印象」で判断してしまうと損します。これだけははっきりとお伝えできそうです。
じゃあ、実際はどうなんだ。というお話です。
まずは生徒数と進学実績が伸びています。
2015年度と2016年度を比較すると、
国公立:1→3
早慶上理:2→8
GMARCH群:37→80
詳細は学校のウェブサイトをご確認下さい。
http://www.hosodagakuen.jp/education/success.html
このリンク先だと分かりにくいのですが、もっと過去と比べるとより明確に変わっています。
(説明会で見せて頂いたのですが、メモが間に合いませんでした。。。ごめんなさい)
進学の関連で言うと、もう1点興味深いお話があるんです。
実は細田学園は、設立100周年まであと4年と迫ったそうです。
それがウチのコと何の関係が?ですよね
あるんです。
100周年に向けての進学実績目標を立てられています。
東京一工(東大、京大、一橋、東工大) 2桁(10人以上)合格
早慶 3桁(100人以上)合格
だそうです。
かなり野心的な目標だと思います。
そして、あと4年。
そう。
上の野心的な目標を達成する対象は、紛れもなく「これから入学する子」達ですよね。
そういう面では、ソフト・ハードの両面から学校のサポートを全力で受けられるという魅力が、「これから」進学実績をつくっていく学校には期待できるかと思います。
他に気になる点としては、「キャリア教育」が特徴的ではないでしょうか。
対象コースの全生徒が1人に1台のノートPC(ChromeBook)を持って、パワーポイントなんかを駆使してプレゼンしたりしています。
説明会当日も授業見学で様子を見せて頂きました。
ビジネスをされている方であれば実感すると思うのですが、これからの社会人たるもの、入社時点でプレゼンのひとつもできて欲しいですよね。
その程度のリテラシーはしっかりとつけさせようという意思を感じますね。
印象的なところでご紹介すると、高校生が学校の授業で「MECEに情報を分類する」演習をしていました。
“MECE”は「もれなくダブりなく」という分類方法で、ご存知の方もいるかと思います。
私もビジネスマン時代に勉強しました。
MECEのような頭の使い方というのは、身体の使い方と同じで、一度教えてもらうと普段の行動が変わってきますよね。
ただ、意外と社会に出るまではなかなかロジカルな頭の使い方を教えてもらう機会は少ないです。
このあたりを、高校生のうちから身に付けさせようとする細田学園のキャリア教育は、一味違う気がします。
ここまでお読み頂くと感じて頂けると思いますが、細田学園が「良い」と思う教育は明確に伝わってくる学校です。
ご関心お持ち頂ける方は、是非とも一度足を運んでご確認頂けると良いと思います。
良いか悪いか。
その最終判断は、ご家庭にお任せしたいと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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