「意味付け」するという価値

2017年7月19日

Vol.664

 

つばめ学院の関口です。

 

今日はふとした事から、「塾の魅力」ってなんだろうという事を考えていました。

 

「塾の魅力」というよりは、つばめ学院の魅力といっても良いかもしれません。

 

つばめ学院が、ただ単に「勉強を教える」だけの場所であれば、その付加価値は非常に少ないはずです。

 

それ以外の価値があるからこそ、生徒はつばめ学院に通ってくれています。

 

 

ご提供する付加価値の中には、私が「意図したもの」と「意図しなかったもの」があります。

 

今日は「意図したもの」のうちの1つをご紹介できればと思います。

 

特に最近、強く意識して取り組んでいることです。

 

 

もったいぶっても仕方ないので、先に結論を書きますね。

 

「自分という存在を、客観的に語ってもらえる」という付加価値を生徒に感じてもらいたいと思っています。

 

どういう事か、ちょっと分かりにくいですかね。。。

 

 

「占い」って、みなさんはお好きですか?

 

私は「好き」というほどではないですが、なんとなく気になったり、他者の視点で自分を分析してもらう事は楽しいものだったりします。

 

もう少し真面目なものでいくと、以下の2つの書籍の分析結果は私にとってとても有益な情報をくれました。

 

 

 

 

他者目線で「自分を語ってもらう」という事は、とっても有用で、かつ楽しい事ですよね。

 

つばめ学院でいま力を入れている事の1つに「生徒面談」があります。

 

生徒面談の時間のほとんどは、「話しを聞く」ことに徹しています。

 

テストの結果について、自分の将来について、価値観について、家族について

 

とにかく色々聞いたうえで、最も確からしい事を伝えるようにしています。

 

「今回のテストで数学がうまくいったよね。で、これは君が自分で試験前に決めた事をやりきったから。そういう分析だね。俺もそれは正しいと思う。」

 

「つまり、君は自分で決めた事をやり抜く力を持っているってこと。もしくは、今回の試験で身に付けたってことだろ?」

 

「そういう能力はさ、”自転車に乗れる”ってのと同じ。一度身に付いてできるようになれば、またできる。すごい事じゃん!!今回の、この数学の結果って、君にとってはそういう意味を持つんだよ。」

 

「では、続き。今回、結果が良くなかった英語についてはどうすれば良いと思う?次に向けて何をする?それを決めさえすれば、君はやり抜けるから。今日は、そこだけ一緒に決めようぜ」

 

小中高生は、まだまだ未熟です。

 

自分がなし得たことや、至らない事。

 

そういう事実は分かりますが、そこに自分で「意味付け」をすることはできません。

 

そこに塾という存在が、意味付けをする。

 

そのことで、無味乾燥な「勉強」というものが、色鮮やかな「人生のイベント」になる。

 

そんなふうに考えています。

 

つばめ学院は、生徒自身が気づいていない「自分」を引き出すために、ストーリーを語ります。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。