2017年7月21日
Vol.665
つばめ学院の関口です。
今日は「効率の良い勉強法」について書きますね。
はっきり言って、すこし怪しいですよね。。。この話題。
私も仕事柄、いろんな勉強メルマガを取っていたりします。
「超高速勉強法!!」みたいなヤツで、やはり怪しいものが多いです。
今日のブログでご紹介するのは、当然ながら「怪しくないやつ」です。はい。
私も塾を背負って書きますので、いい加減な事は書きません。
では、早速本題に入ります。
このお話の発端は、ある生徒の質問からでした。
その生徒は吹奏楽部の中3なので、夏のこの時期でもまだ引退していません。
当然、まわりの友達が引退するのを見ながら焦りがあります。
「私はこの夏に、他の子よりも効率良く勉強しないと追いつかないんです。先生、効率の良い勉強法ってないですか?」
そう質問されました。
私の答えとしては、
「スキマ時間の使い方の達人になれ」
です。
どんなに忙しい毎日を送っていたとしても。
勉強の大原則としては、「勉強時間の最大化」です。
効率を口にする子にかぎって、そもそも勉強時間が少ないという事が多いです。
限界まで勉強時間を増やそうとすると、自然と限界をむかえ、その先に「効率」の扉が見えてくる。
私はそう考えています。
その前提で考えていくと、意図的に「効率の良い勉強法」を作っていく事は可能です。
5分、15分、30分、1時間
それぞれ、空いた時間にどういう事をすべきか(やれるか)を日頃から準備しておくのです。
例えばの例で書くと、、
5分:英単語の確認、社会の用語、理科の用語、漢字
15分:英単語の確認、数学の応用問題の復習、漢字
30分:数学の計算問題、数学の応用問題、理科の計算問題、社会の1分野を確認、国語の読解問題
60分:英語読解問題の演習と復習、模試の過去問演習(解答確認は別途)
いろいろとアイデアは出ると思います。
この準備ができていると、突然できた合間を有効に活用できます。
また、ある勉強をしていて煮詰まった時に、、、、
5分や15分バージョンのアイテムを使って、気分転換をすることもできます。
煮詰まって、勉強から逃げ出すのではなく、別の「勉強」で頭の中をリフレッシュする。
そういう勉強の仕方は、受験の後半で驚くほどの差を生んでいきます。
勉強の効率を求めるならば、スキマ時間に意識を向けてみて下さい。
そのアイテムラインナップこそが、一番苦しい時の勉強を助けてくれます。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。