上手なゴール設定の仕方

2017年7月29日

Vol.667

 

つばめ学院の関口です。

 

夏期講習がスタートして、しばらく更新が途絶えてしまいました。

ごたごたとした最初の混乱がおさまりつつあるので、少しずつ更新を再開していければと思います。

 

今日は塾の勉強におけるゴール設定について書いていきたいと思います。

 

塾のゴール

「塾の勉強のゴール」はどこでしょうか?

 

この問いに関しては、比較的明快な答えを思いつく方も多いのではないでしょうか。

 

志望校合格

 

これが、塾における1つのゴールである。

 

そういう考えは非常に多いと感じます。

 

もちろん、つばめ学院もその考え方を決して否定はしません。

 

むしろ今日のお話は、その考え方の上でお伝えしたい事なんです。

 

 

かけっこの話

ちょっと、脱線しますね。

 

小学校の「かけっこ」の練習を思い出してみて下さい。

 

「ゴール」についてどんな指導を受けましたか?

 

私は今でも良く覚えています。

 

「ゴールの、もっと先に本当のゴールがあると思って走りなさい。」

 

そんな事を言われました。

 

意図するところは明確です。

 

小学生がかけっこをすると、ゴールが終わりだと思って手前で力を抜いてしまうんですね。

 

最後の最後までしっかり走りきる。

 

そのための言葉が、

 

「ゴールの、もっと先に本当のゴールがある」

 

という言葉です。

 

 

いかがでしょうか。

 

塾のゴールも同じなんですね。

 

 

その先を見据える

高校や大学の「合格」がゴールじゃないんです。

 

むしろ、その先にゴールを持っていく方が力が出るんです。

 

 

つばめ学院の生徒面談では、中学生でも将来の目標を一緒に考えます。

 

ゲームクリエイター、デザイナー、公務員、商社マン、エンジニアetc

 

将来の目標があり、そのために大学の設定をする。

 

大学に入るために、よりよい条件と3年間の生活を考えて高校を選ぶ。

 

そうして選んだ高校。

 

その高校に「合格する」ことはゴールではありません。

 

その高校で自分が望んだ高校生活をおくるために「合格」があるんです。

 

高校生活は将来の目標を現実のものにするために充実させるんです。

 

そうやって、「ゴールの、もっと先」を意識する子は、ゴール前に強いんです。

 

そんなところで失速している場合ではないからです。

 

 

お子さんのゴール設定を近くにしすぎていませんか?

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。