夏の勝負

2017年7月31日

Vol.668

 

つばめ学院の関口です。

 

今日で7月も終わります。受験生の夏はいかがお過ごしでしょうか。

 

今日は私が塾生に「夏のはじめ」に一度だけするお話を書きます。

 

ちょっと刺激が強いので、読む際にはご注意下さい。

(夏休みが残り半分以下の受験生は読まないで下さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、少々間を空けて、書こうと思いますね。

 

実はこのお話、私が大学受験をする高校生の時に言われた事なんです。

 

あまりに衝撃的だったので、自分の塾でも話すことにしています。

 

刺激が強いので、このお話をするのは「1年に1度」だけです。

 

 

では、本題です。

 

夏の終わりに相談を持ちかける子がいるかもしれないから、予めそのお話をしておきたいのです。

 

相談の内容は、「この夏、思った通りの勉強ができなかった」という内容です。

 

もし、そういう相談を夏の最後に受けたら、僕が何と言うか。

 

その事を今のうちに知っておいてもらいたいのです。

 

「もう無理だ」と答えるのか?

 

「まだ大丈夫だ」と答えるのか?

 

どちらでしょうか?

 

 

もちろん、答えは後者です。

 

「夏休みにうまくいかなかった?だから何だよ!まだ残りは6ヶ月もあるじゃないか!間に合うに決まっているだろ?いや、むしろこれからが勝負なんだよ!!だから頑張れよ」

 

そういって、全力で励まします。うん。間違いなく。

 

だから安心して相談にきて下さい。

 

万が一、この夏に勉強をうまくできなかったら。。。

 

ご相談に来て下さい。全力で励まして、元気にさせてあげます。

 

 

さて、最後に1点。

 

「夏にできてしまった差を、秋以降で逆転できるか」について一言。

 

それは無理です。

 

夏に頑張れた子は、秋以降にさらに加速します。

 

夏に頑張れなかった子は、秋以降から頑張れる「かも」しれません。

 

しかも、秋の時点で差がすでにあるんですよ。

 

無理ですよ。逆転なんて。

 

だから、夏が大切なんです。取り返しがつなかいですから。

 

 

 

必要なら励ましますよ。もちろん。

 

秋の段階で勝負を投げてしまっては、絶対にもったいないですから。

 

しかしです。

 

一番時間を使える夏に、ついた差を後で「努力さえすれば」逆転できるなんて、不誠実な言い方です。

 

はっきり言います。

 

「この夏に差をつける」んです。

 

塾の受験生には、まずその事だけを考えて夏を過ごしてもらいたいと思っています。

 

いや、すでにそうやって皆スタートしてくれています。

 

全員の夏に大きな期待をしています。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。