2017年8月5日
Vol.671
つばめ学院の関口です。
今日のお話は「面白い」について書いていきます。
その「面白い」でいいの?
お子さんが成長した後の事を想像して頂きたいのです。
ゲーム、テレビドラマ、漫画、パチンコ
そういったもの「しか」、面白いと感じられないようでは、これは不幸ではないかと思うんです。
間違って頂きたくないのですが、ゲームやテレビがいけないという事ではないんです。
そうではなく、ゲームやテレビ「よりも」面白いものが、この世の中にはあって、その面白さを知らないのは不幸ではないかという事です。
知らなかった「面白さ」に出会う
学問的な「面白さ」というものが、確実にあります。
理由は単純で、学者と呼ばれる人が存在するからです。
学問の「面白さ」に魅せられて、生涯をかけてその世界に没頭する人です。
学問には「面白さ」があるんです。
そして、その「面白さ」は人が生涯をかける程に面白いんです。
どこまで好きになれるかは、人それぞれで良いですが、その面白さの一端だけでも経験をしなければ損だと思いませんか?
特別難しい事を理解しなければいけないわけではないんです。
例えば、、、
私が教室でよく話す話題に、「存在」の話なんかがあります。
「存在する」とはどういうことか?
モノがあって、それに触れて、その電気信号が脳に伝わって・・・
と考えていくと、あれ?
じゃあ、脳に直接電気信号をおくるスーパーコンピューターがあったらどうする?
あれ?今の自分は「スパコンに繋がった脳みそ」ではない証明ができる?
なんて事を小学生に話したりします。
(ちなみに、映画「マトリックス」の世界観はコレですよね)
このテーマは哲学なんかでは、メジャーなものです。
「面白い」が学びの原動力
勉強は面白くないけど、仕方なくやるもの
そういう考え方は多いと思います。
でもそれだけじゃないんです。
やはり、学びのモチベーションは「面白い」が原点です。
もちろん、現実的な場面では「面白い」だけで勉強を引っ張る事は難しいかもしれません。
しかし、やはり原理原則から逃げる事なく、しっかりと「面白さ」も生徒に訴求していければと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。