2017年8月11日
Vol.674
つばめ学院の関口です。
昨日で夏期講習の前半戦は終わり、今日と明日は中3の受験生を対象とした「日帰り合宿」です。
両日とも朝から夜まで、きっちり勉強漬けになってもらう予定です。
「勉強漬け」は「講義ざんまい」とは全く違います。
私も講師もほとんど、声を発することはありません。
ただ、勉強の仕組みを作って提供するのみです。
生徒は自身の力で乗り切るしかありません。
実は、私はこの経験が非常に大切だと考えています。
「教えてもらう」のではなく「自ら学ぶ」
その間、生徒達は自分と向き合う事になります。
自分自身と対話しながら、学んでもらいたいのです。
「覚えた」と思っていた記憶がいかに曖昧であったのか。
完璧を期してやった計算でなぜミスがでるのか。
そういう事柄は人に教わるのではなく、自分の頭と身体の感覚でつかむ必要があります。
勉強で大切な事は、「知識の習得」だけではありません。
「知識の習得」を通じて、自分の特性を知る。自分を知るという事です。
自分の能力のクセを知り、そしてその限界を打ち破る。
そうする事で、自分に対する大きな可能性を知る事ができます。
今日も静かな教室で、また新たな可能性の扉が開かれます。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。