環境のせいにしない力

2017年8月18日

Vol.675

 

つばめ学院の関口です。

 

今日から夏休みの後半がスタートしました!

 

 

受験生とのやりとり

実は毎年の夏期講習では、、、中3受験生とのやりとりがあります。

 

当塾の最も頭の痛い「自習室」に関する駆け引きです。

 

当塾は初めて来た方が驚くほどに狭い教室なんですね。。。

 

今年は生徒の増加も伴い、ついにキャパシティの限界を迎えつつあります。

 

受験生は「毎日、ずっと塾で勉強したい」

 

ところが、塾は全員分の自習スペースを確保できない悲しい状況がありました。

 

ある程度は「倉庫スペース」を利用しながら対応したりもします。

 

 

ここが本質

ここで、是非お伝えしたい大切な事があります。

 

それは、受験生にこの1年を通じて、「どうなって欲しいのか」という事なんです。

 

私は「環境に依存する受験生」になって欲しくはないと思っています。

 

「塾の自習室でなければ勉強できない」という受験生は、非常に脆い受験生です。

 

もちろん

 

自宅の部屋よりも、塾の自習室の方が勉強が捗るという面を否定しません。

 

勉強が進まない子を塾に残して、勉強してもらう事もあります。

 

ただ、そこが「ゴール」では困るんです。

 

塾が狭いから?

 

もちろん、違いますね。

 

その子が、いつまでも「環境への依存」から脱却できないからです。

 

 

環境に依存する大人

できない理由を環境のせいにする大人は、思いの外多い気がします。

 

いまの会社では、、、

 

上司が無能だから、、、

 

家族もいるし、、、

 

そういう大人にはならないための経験を、受験生にはしてもらいたいのです。

 

受験生が経験するべき事は、単なる「知識の吸収」だけではありません。

 

自分の意思を強く持ち、「環境のせいにせず、力強く前身する」力を身に付ける事もその1つです。

 

 

受験生諸君には、ぜひ「できない理由を探す大人」になるのではなく、できる理由を探す大人になるための基本をしっかり自分のものにして欲しいと思います。

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。