塾の意義

2017年8月23日

Vol.676

 

つばめ学院の関口です。

 

夏期講習も後半に差し掛かりました。

 

 

塾の役割

 

最近、夏期講習でバタバタとしてはいますが、その中でも「塾の役割とは?」と言うことを良く考える機会があります。

 

私なりの「塾の役割」について、今日は書いていきたいと思います。

 

塾は生徒を志望校に合格させるためにあるのでしょうか?

 

塾は「分かりやすい授業」をするためにあるのでしょうか?

 

または、

 

塾は生徒の居場所を提供するためにあるのでしょうか?

 

もちろん、いろいろな意見があって良いし、また1つに定められるものではないかもしれません。

 

それでも、あえて1つをあげるとすれば、「生徒に元気を与える」という事ではないかと考えています。

 

 

授業や合格は?

 

一般的には「授業」や「合格実績」が塾の価値のように思われるかもしれません。

 

それを否定もしません。

 

ただ、私にとっては違和感があるんです。

 

理由は単純です。

 

「目の前にいる生徒達は、それを目的に来ていない」

 

という事が明白だからです。

 

つばめ学院は、私が動画で説明はしますが、他の先生が補足解説する事もあります。

 

正直に言えば、世の中に流通している「カリスマ講師動画」よりも分かりやすいモノを作る自信はありません。

 

でも、全く負ける気はしません。

 

合格実績に至っては、公開していません。

 

だからこそ、しっかりと明確にする必要があるのだと思っています。

 

「塾生は何に満足して通っているのか?」

 

 

元気を与える

 

多くの子にとって、勉強は大変なものだと思います。

 

勉強に立ち向かうにはエネルギーが要ります。

 

そのエネルギーを注入すること(=元気を与える)が、つばめ学院の使命であり、存在価値なのだと思います。

 

では、「元気を与える」とは具体的にどういう事なのでしょうか?

 

私はこう考えています。

 

「全ての生徒が”自分は応援されている”と感じられること」

 

応援されている、と感じてもらう事の最も大切なポイントは、どれだけ生徒に関心を持っているか、です。

 

関心を持っている = その子について良く知っている

 

です。少なくとも、私はそう定義しています。

 

部活、好きな事、この夏に行ったところ、好きなゲーム、将来の希望、好きな芸能人、得意な科目、苦手な科目etc…

 

ちなみに、スプラトゥーン2をやっている小学生に関しては、メインで使う「ブキ」とランクまで把握しています。

(やりすぎ・・・)

 

こうやって、「自分の事を良く知ってくれている」という状態が維持される事は、生徒にとっては非常に力になる事を、実は私は生徒に教えてもらいました。

 

全ての生徒に関心を持ち、その子達が勉強に立ち向かう元気を得る。

 

これからも、「そういう場」としての塾でありたいと思っています。

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。