2017年10月11日
Vol.686
つばめ学院の関口です。
この時期になると受験生に話す言葉があります。
それが「話しかけるなオーラ」なんですね。
もちろん、私が勝手に命名したものです。
受験生の中には、気候が涼しくなるこの季節から、ただ自習しているだけでも「話しかけてはいけない」ようなオーラが出てくる子がいます。
私のような教える立場の人間でさえ、その子が集中している時には声をかけることをためらってしまいます。
そういう雰囲気を醸し出すのが「話しかけるなオーラ」です。
いまの時期の受験生には、是非とも全員がこのオーラに包まれていて欲しい。毎年、そのように伝えます。
「楽しく勉強する」という事があっても良いとは思います。
ただし、原則的に勉強というのは「個人種目」です。
自分が自分のために動けなければ、負けてしまいます。
そういう事をリアルに想像できるようになってくると、自然とピリピリとした空気を作り出せます。
私はそんな、教室に漂う「ピリピリ感」が好きです。
それは、生徒ひとりひとりが「真剣である」ために出てくるものだからです。
そして、これはつばめ学院ならではのメリットだと思いますが、、、
学年の異なる生徒が同じ空間で勉強することの醍醐味がここにあります。
いままでは楽しくて優しい先輩。だった人が、、、
勉強に集中しだすと、厳しいくて近寄りがたい雰囲気を出すようになる。
そういうギャップに触れることで、下級生達は「これが受験生の凄さなんだ」と実感できます。
今年もそんな季節やってきました。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。