人生の岐路は過去形で語られる

2017年11月1日
Vol.691
つばめ学院の関口です。
今日からまた新たな月が始まりますね。
受験生にとっては、本番が刻一刻と近づいているという事になります。
つばめ学院の中3受験生諸君は、9月から入試特訓を毎週土曜日に受けてもらっています。
先日の入試特訓で、「人生の岐路」というテーマで受験生にお話をしました。
今日はその時の話を書きます。

 

 

人生の岐路は過去形で語られる

私ももう40年も生きていますので、「人生の岐路」というものをいくつか経験してきました。
保護者の皆様も同じですよね。
「人生の岐路」には、ある特徴があります。
それが、「常に過去形で語られる」という事なんです。
「あー、今思えば、あの時が岐路だったよなぁ」という感じ。
当時の自分が、「今が岐路だ」と自覚している事は、少ないのではないでしょうか。
私の場合は、そうです。
「人生の岐路」と思える事は、その当時は「ただ必死に走っていた」というだけです。
思い返すと「あれが岐路だった」というだけです。

 

 

受験は未来形の人生の岐路

お話を受験に戻します。
中3受験生の諸君は、今日からあと約4ヶ月で受験の本番を迎えます。
どういう形であれ、自分のいく高校が決まるんです。
青春真っ只中の3年間を過ごす環境が決まります。
この4ヶ月の過ごし方で。
良い悪いは別として、「どの高校に通うか」が、その子の人生に大きな影響を与える事は明白な事実です。
4ヶ月先に「人生の岐路」があります。
そして、「ここが人生の岐路になる」と、事前に分かっている岐路は、受験をおいて他にないんです。
その後の人生で訪れるであろう岐路は、常に過去形で語られるんです。

 

 

楽しもう!

人生の中でも稀有な「未来形の岐路」
この事実を受験生には知ってもらいたい。
そして
その事実に怯まないで欲しいんです。
楽しんで欲しい
「楽しめるわけないだろ!」というなら、私に言って欲しい。
不安を取り除く方法はお伝えできます。
そして、このピリピリ感を少しでも「楽しむ」事ができれば。
どんな結果が待ち受けようとも、その後の人生は楽しいものに、なるのではないでしょうか?
受験生には伝えたいんです。
一緒に楽しもう!その先に楽しい事だらけの人生が待っている!!
最後まで読んで頂いてありがとうござます。

この季節になりました。。。

生徒で教室がぎゅうぎゅうになるので、乾燥した季節ではマスクが必須になります。

 

受験生諸君はしっかり自衛しましょう。

 

体調管理も受験生の大切な仕事ですからね。