気持ちは行動で語る

2017年11月8日

Vol.694

 

つばめ学院の関口です。

 

今日は気持ちと行動について書いてまいります。

 

 

口ではなんとでも言える

「成績あげたいと思う?」と、生徒に質問をします。

全ての生徒が「あげたい!」と力強く答えてくれるはずですよね。

そのために塾に来ているわけですから。

 

小中学生が勘違いしている事は、「あげたい」と言えることと、「あげたい」という気持ちがあることを同じだと思っている事なんです。

これは大きな勘違いです。

 

 

行動が全て

気持ちがあるのかどうかは、「行動」で決めるんです。

「成績を上げたい」と言っているから、気持ちがある。ではないのです。

「成績を上げたい」に値する行動をしているから、気持ちがある。なんです。

 

多くの生徒には、まずこの事を理解してもらってからの勉強が必要なんですね。

 

いくら「楽しい」と口で言っても。。。

その顔が仏頂面だったら、だれもその人が「楽しんでいる」とは考えません。

他人が認識できない「気持ち」は「ない」のと同値です。

 

 

教室での例え話

教室では良く、こんな例え話をします。

 

君が女の子だとして。

自分に彼氏ができたとしよう。

彼氏は、「君の事が大好きだ」と言ってくれている。

合うたびに「僕にとって、君は何よりも大切なんだ」と言ってくれる。

 

さて、そんな彼氏とのデート中。

身体のいかつい男数名に君は声をかけられる。

 

「お、君。こんな男より、俺たちと遊ばない?その方が楽しいぜ!」

 

困惑する君をよそに、なんと彼氏は全力疾走で逃げ出した。

男どもの誘いを何とか断って、窮地を脱した君に彼氏が駆け寄った。

 

「いや、、、さっきは思わず見の危険を感じてしまってね。でも、僕は今も変わらず君の事が大好きだからね。」

 

この言葉を信じられる人は、まずいないですよね。

 

「気持ち」は「行動」で示すものです。

 

口先で語るものではありません。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 


先日、コンパスのメンテナンスをしました。

気づいたらコンパスの脚がかなりゆるくなっていました。。。

 

ゆるいコンパスって、本当に使いにくいんですよね。

 

慣れない生徒は「こういうもの」と思ってしますので、道具の品質が悪いと、無意識のうちに苦手意識をもってしまいます。

 

たかがコンパス

 

されどコンパス