金を払って頭を下げる

2017年11月10日

Vol.695

 

つばめ学院の関口です。

 

突然ですが。

ラーメン屋さんや牛丼屋さんで、お店を出る時に「ごちそうさまでした」って言いますか?

先日の教室で生徒にそんな質問をしました。

 

 

金を払って頭を下げる

これから、自分の「価値」というものがダイレクトに仕事や生活に響いてくる世の中では、「お金を払って頭を下げる」という態度が非常に大切になってくるのではないかと思っています。

飲食店でも、小売店でも、そしてときに塾でも。

「お客様は神様」という意識で「金を払っているんだ」という意識が前面に出る人がいることは事実です。

 

もし、生徒が「ウチの親が金払ってんだから」とお客様態度をしているとするとこれは大変な事です。

「教わる側は偉そうにするな」

という感情論ではなく、理屈的に損をするという事を生徒達には伝えました。

 

 

お金を払っているからこそ

お金を払っているという事はとても大切な感覚です。

私も生徒にそのことを忘れて欲しくはありません。

「お金を払っている」からこそ、塾での「成果」を最大限に持って帰ってもらいたいのです。

 

学習塾というのは、一義的には「勉強を教える」場所です。

生徒はより多くの「勉強」を身に付けて変えることが、いわゆる「もとを取る」という事になるのではないでしょうか。

別の言い方をすれば、「投資対効果が良い」という事です。

 

 

投資対効果をあげるには?

多くの「勉強」を身に付けるために大切な事は、「素直に言うことをきく」という事です。

これは塾側の都合ではなく、あくまで生徒にとってのメリットをお伝えしています。

 

「素直に全ての言うことをきく」

 

その事によって、その塾が提供する価値を最も効率よく吸収することができます。

その「最も効率的に吸収した価値」をもって、その塾を判断することが、非常に効果の高い塾の評価になります。

 

これからの世の中は、若い時代のいっときに身に付けた技術で「一生食っていく」ことが難しくなります。

常に自分をアップデートしながら前に進むことになります。

 

そんな世の中では、「お金を払っている」からこそ、「頭を下げて」「より素直に」情報や技術を取得する。

そうして、自分をどんどん強くしていく生き方が「うまい生き方」になるのではないでしょうか。

 

生徒達にはそういう強かさを身に付けてもらいたいと思っています。

 

これからの時代、「頑な」というのは「弱さ」です。

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。

 


授業が終わると一斉にスマホを取り出す先生達

 

もちろん、ゲームをするわけではありません。

スマホを使って専用ツールから、その日の生徒の状況を細かく報告してくれます。

 

余計なプロセスを省くことで、どこよりも細かい報告を、どこよりもタイムリーにご提供できるようになります。