2017年11月17日
Vol.698
つばめ学院の関口です。
今日は金曜日。
私事ですが、金曜日は週に1度のテニスの日なんです。
塾の業界は、意識しないと運動不足になりがちですよね。。。
頑張って、運動します。
今日はそんなテニスの話題から「初動」という事についてお話を書きます。
大切な事は「一歩目」の早さ
テニスって、プロの試合とか見てるとわりと楽にボールに追いついているイメージないですか?
右に振って、左に振って、、、
組み立てながら、相手のパランスを崩す。
プロの打ち合いは、そういう感じですよね。
でも、私のような素人は全然違うんです。
右に振られたら、もう左はとれない、、、、
場合によっては、最初の右すらとれない、、、
そんな、情けないことが良く起きるんです。
コーチに言わせると、上級者との違いは「一歩目の早さ」なんだそうです。
プロは相手のラケットからボールが離れた瞬間に動き出している。
初級者は、ボールがネットを越えたくらいにやっと動き出す。
この違いが、追いつけるかどうかを分けるんだそうです。
勉強における「一歩目」
和光市内の公立中は試験前の一週間を切りました。
明日からの週末が、試験前の最後の週末です。
勉強における「一歩目」は、試験一週間前までの提出課題です。
いつも塾内では、「試験一週間前には提出課題が全て完了しておくこと」という内容を、「これでもか」というほどに繰り返します。
危なげな生徒には、顔を合わせるたびに「課題終わった?あとどのくらい残ってる?」と、合言葉のように聞いています。
こうして、「まるまる一週間」の試験対策期間を創ることで、思い切り自分の試験対策を進めることができます。
単語に自信がないなら、単語を重点的に覚えます
数学の文章題で以前に悔しい思いをしたなら、文章題ばかりを解いていきます
理科の計算問題で伸び悩むなら、計算問題を徹底的にやります
自分にとって必要な勉強をしっかりできる事が試験勉強にとっては強力な武器になるんです。
再びテニスで
テニスの上級者は一歩目の動き出しが早いのです。
結果として、飛んでくるボールに早く追いつきます。
そして、自分が最も打ちやすいポジションでボールを打つことができます。
だから、上級者なんです。
テニスの初級者は一歩目の動き出しが遅いのです。
結果として、飛んでくるボールにやっとの思いで追いつきます。
そして、ボールを打ち返すことがやっとです。(打ち返せないかも)
だから、初級者なんです。
勉強も同じですよね。
いまこの教室にいる生徒達は、早くに「一歩目」を踏み出しました。
この週末は個々の課題を徹底的に仕上げてもらいます。
もっとも良いポジションを作って、試験当日にボールを放つのです。
今回の期末試験でも、会心のショットを期待しています!
ちなみに、、、偉そうにテニスを語りましたが、私のテニスはしっかり「初級者」です。
誤解なきよう。。。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
先日の夜の教室です。
自習希望の生徒が多すぎたために、塾長席も開放し、さらに普段は何もないところに机と椅子を運び込みました。
そして、コピー機が使えなくなるという珍事。
ちなみに、右の子が手にしているのは、スマホではなく学習用の塾のタブレットです!