2017年11月22日
Vol.700
つばめ学院の関口です。
今日でこのブログも700号を迎えました!
いつも読んで頂いている皆様、ありがとうございます。
とはいえ、今日も粛々とお話を進めようかと思います。
成績が上がれば良いのか?
つばめ学院は学習塾です。
その目的は生徒の学力を上げることです。
多くの場合、それは「学校の成績」や「定期試験の点数」が上がるという形で表れます。
では、定期試験の点数が上がり、学校の成績が上がればそれで良いのかというと少し違うと思っています。
ここを間違えて理解すると、おかしなことになってしまします。
そして、それを取り違えてしまっているケースは実は多いのではないかとも思っています。
手段と目的
目的は学力を上げることです。
試験の点数を上げることは手段に過ぎません。
手段と目的を取り違えると、本来たどり着きたい場所に行けなくなってしまいます。
では取り違えるとどうなるのか?
試験の点数を上げることが目的になってしまうのです。
学力が上がらなくても、点数が上がれば良いという判断をします。
よく起こる勘違いです。
学校の先生の傾向をとらえた予想問題などはその典型です。
「英語の○○先生は、必ず重要表現を並べ替えで出す」
「数学の△△先生は、毎年、ワークと同じ証明問題を出している」
その傾向に合わせて、ピンポイントで準備をすれば、当然のことながら点数は上がります。
学力がついた。とは言い難い状況であっても、です。
学力をつける
本来の目的とするべき「学力をつける」とは、どういう事か。
その具体的対応は、実は生徒1人1人によって違うのではないでしょうか。
だからこそ、つばめ学院では1人1人との面談に力を入れています。
個性も、状況も、特性も違うからです。
目の前の子がいま身に付けるべきは、、、
モチベーションなのか
量なのか
技術なのか
またはその全てなのか
全く違うはずなんです。
その意味での「何をすべきか」に生徒とともに悩む塾こそが重要なのだと思います。
成長のチャンスを前に、つまらぬハウツーで点数を上げてしまうのは不幸です。
それでは力も自信もつきません。
大人になってからも、
ハウツーを探し
答えを探し
教えてくれる誰かを探すことになります。
つばめ学院の生徒には、答えを教えてもらうのではなく、自分と相談しながら「答えを創り出す」ような大人になってもらいたいのです。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。
外から教室内を振り返った、昨夜の様子です。
この時期、外の寒さとは対称的に、中の熱気は凄まじいものがあります。
そんな理由で、この時期はいつもナチュラルスモークが窓全面を覆います。