人生を豊かにする勉強法とは

2017年12月6日

Vol.706

 

つばめ学院の関口です。

 

和光市内の公立中学では期末試験の結果が返却され、塾にもうれしい報告が溢れています。

もちろん、「うまくいった!」とガッツポーズできる子ばかりとは限りませんので、今日は思い通りの結果にならなかった子に対して「目標」の大切さを書いていきます。

 

 

目標をたてる

つばめ学院では今週から生徒との個人面談を開始しています。

返却された試験の結果をみながら課題をあらいだしていくわけです。

 

ここで必ず行う事が「目標をたてる事」です。

多くの子は、この目標の大切さを理解していません。

まずは、この大切さを理解する事から全てを始めます。

 

そして、その理解こそが将来の生活にも活きてくる考え方なんです。

 

 

ただ頑張れば良いのか?

目標の大切さを理解する前に、「目標がない」状態を考えましょう。

 

仮に、お子さんが今回の試験で300点をとったとます。

振返りもなく、そのままにして、次の試験です。

さて、その試験。

お子さんは頑張って320点をとってくれました。

 

頑張った結果として20点あがりました。

どうでしょう。

これで満足できますか?

 

大切な事はこうです。

「目標を持たない子(人間)は、現状の延長線上でしか物事を考えられない」

という事なんです。

 

300点の子が、400点や450点をとる事を考えない。

想像すらしない。

その事こそが問題なのではないでしょうか?

 

 

意思をもって成長する

つばめ学院では中1の生徒であっても、入塾後に大学までの志望校を決めます。

もちろん、「気持ちが変わったら、いつ変えてもいいよ」とは言い添えます。

 

大学が決まれば、その大学に行くための高校が決まります。

高校が決まれば、そこにいくために内申点をいくつとるかが決まります。

内申の目標が決まれば、テストで何点とる必要があるか決まります。

 

さて、先程の例に戻ります。

仮にお子さんの点数が300点だとします。

しかし、目標が400点だとすると。

 

目標との間には100点の差が生じます。

(現実と目標に差があるのは当然です。それを埋めることが成長ですから。)

1教科平均にすると、各20点。

 

こういった状況を踏まえて個人面談を実施しています。

「目標に到達しないには、必ず理由がある」

という確たる事実に基いて、「何が足りないのか」「どうすれば得られるのか」その事を生徒と一緒に考えて実行計画に落とします。

 

大切なので繰り返します。

目標がない人は「現状の延長線上」しか見ることができません。

生徒にはそんな大人になってほしくはないんです。

夢も希望もないですから。

 

目標を掲げ、そこに至る課題を克服する。

それこそが成長であり、人生の醍醐味だとも思っています。

 

お子さんは「目標」をもって勉強していますか?

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。


「うれしい報告」の方の写真です。

数日前にとった写真なので、実際はもう少し増えています。

 

定期試験後に塾のガラス面が、青一色に染め上げられることは何よりの喜びです。