2018年2月2日
Vol.723
つばめ学院の関口です。
今日はチャレンジに関するお話です。
「ガッカリ」を恐れるのは当然
つばめ学院では英検・漢検・数検・語彙・読解力検定を準会場として受験することができます。
塾生には全ての試験に毎回受験するように言っています。
とはいえ、毎回しっかり受験してくれる子は少数です。
少数とは言え、そういう子がいるということは素晴らしい事ですよね。
さて、この検定。
「受験しない理由」のダントツ一番があるんです。
ご想像つくかとは思います。
「いまは、まだ受からないから」
がぶっちぎりの1位です。
でも不思議ですよね。
私は「受けろ」と言っているだけですから、「受かれ」とは一言も言っていません。
「受ける」という事に価値があるのですから。
「受ける」だけでも価値があるのに、「受からないから」と言って受検しない。
そのギャップは今日のタイトルにあるとおり「ガッカリ」したくないという気持ちではないでしょうか。
成功だけを求める事は無理
どんな人生であれ、成功だけして生きていくことはできません。
これは、どんな大人でも共感して頂ける事だと思います。
むしろ、人生の醍醐味は「失敗」したところから「どうするか」にあるのではないでしょうか。
私は強く確信しています。
人生を楽しく生きるためには、「失敗」による「ガッカリ」を恐れてはいけないと思います。
「ガッカリ」してはいけない、のではありません。
毎回、ちゃんと「ガッカリ」するべきです。
でも、そこからが勝負です。
何がいけなかったのか、次はどうするのか。そういう事から目をそらさずに立ち上がる事を身に付けた人は無敵です。
検定での「ガッカリ」は受験に活きる
どうしても「検定を受ける」という話になると、「何級を受からないと受験に使えない」という話が出てきます。
ところが本当に強い子は、そういう損得勘定なしに受検をするんです。
そして、そういう受検を通じて「良かったこと」「悪かったこと」を経験します。
その経験値を持っている子は強いですよ。
学校の受験に関しても、自分の力と可能性を冷静に判断できます。
また、過度に怯えることもありません。
生徒達に身に付けてもらいたいのは、そういった「生きる力」なんです。
受験だけでなく、その後の人生においても。
「うまくいかないだろうから」という理由でチャレンジを諦める人は非常に多いです。
ところが、命を落とすような失敗でないなら、そこからいくらでも学ぶことがあり、次に活かす事は可能なはずなんです。
一番大切な事は、
そのような「失敗から学ぶ」姿勢で生きる方が圧倒的に楽しい人生になるという事です。
生徒達には自信を持って言えます。
「ガッカリ」を恐れなければ人生は100倍楽しくなる。
そのための練習を若いうちにはしっかりやっておこう。
最後まで読んで頂いてありがというございます。
先日の皆既月食はとてもキレイに観測できましたね。
時間的にも塾の授業の合間に見ることができて、塾生達もとても盛り上がっていました。
写真は欠けた月を見てはしゃぐ生徒です。。。
なぜか、月に向って飛び上がっていました。