お金で買えないもの

2018年4月17日

Vol.737

 

つばめ学院の関口です。

 

実は昨日からスポーツクラブに通い始めました。

仕事が忙しいことを理由に、運動をすっかりさぼってしまっていました。

今回は塾から徒歩1分のスポーツクラブに通いますので、言い訳はできない環境で頑張ります!

 

 

健康について思うこと

「運動をしよう」という理由は単純に「健康」のためです。

「健康」はお金では買えないですから大切ですよね。

 

今日はこの「お金で買えないもの」について書いていこうと思います。

 

まずは健康のお話からです。

「健やかな身体」や「スマートな体型」というのはお金で買うことができません。

私はこの感覚が実は好きなんです。

「お金」を単純に「金額」で考えてしまうと、いくらでも「抜け道」があるんです。

極端な話をすれば、宝くじやギャンブルなどで一攫千金も可能性としてはあります。

 

身体はそういうわけにはいきません。

いくらお金を積んでも、自分が運動せずに身体を整える方法はありませんよね。

 

以前、知人が「筋トレは最高のファッションである」と言っていたことを思い出します。

 

 

金では手に入らないもの

そして

 

「お金で手に入らない」と言えば!

 

教養です。

 

教養が端的にあらわれるのは「言葉」ではないかと思います。

おそらく多くの方が感じているように、語彙の総量と使い方はその人の「教養」を測る目安になるのではないでしょうか。

 

つばめ学院の塾生には、是非とも日頃から豊富な語彙に触れて、表現の幅を広げてもらいたいです。

 

そう考えると、塾での先生との会話というものも生徒の「表現の幅」を広げるうえで重要な役割を果たしているのかもしれません。

 

 

語彙を豊かにするもの

語彙を豊かにするために必要なことはなんでしょうか。

 

真っ先に思いつく事は「読書」だろうと思います。

では「読書」さえしていれば、語彙が豊かになるのかと言えばそうではありません。

限定した世界の中では、必ず限定的な語彙が使われます。

 

ご家庭でも経験があると思います。

お子さんが自分達にしか分からないような専門的な用語(ゲーム、アニメ、アイドル)には精通しているわりに、日常会話の言葉が非常に稚拙である。

そんな経験を持つ方は多いのではないでしょうか。

 

大切な事は、「語彙」は「世界」の数だけある。という事なのだと思います。

「語彙」を増やすには「多くの世界」とつながる必要がある。

 

特定の本を読むという行為だけでは語彙が広がりません。

 

語彙とは関係ないと思われがちな算数・数学であっても

・指数関数的

・具体、抽象

・演繹法、帰納法

・幾何学的

など多くの概念を、その言葉とともに実感できるようになります。

 

この「語彙」という「世界」を幅広くもっている人間を、われわれは「教養がある」と表現するのかもしれません。

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。