お子さんの学力を「必ず」上げる方法

2018年4月25日

Vol.739

 

つばめ学院の関口です。

 

前回から間が空いてしまって申し訳ありません。

(基本は、毎日更新を目標に頑張っております。。。)

 

期間が空いた分だけ、今日はイチオシのお話をお伝えできると自負しております!

ご期待ください!!

 

 

週末のセミナーにて

4/21(土)と4/22(日)の2日間にわたり、MBA(Management Brain Associates)さんのセミナーに参加してきました。

 

このセミナーは「学習塾経営革新会議」と銘打たれたセミナーで、参加者は全て学習塾の「教室長」ないし「塾長」だけという超がつくほどに幹部向けのセミナーでした。

 

この2日間のセミナーで得た事はあまりに多すぎるので、今後のブログや塾の運営などで小出しにお伝えせざるを得ません。

本日のブログはその第1弾だと思ってください。

では、今日のブログでお伝えしたい事を書いていきます。

 

実はこのセミナーで、実に多くの教室責任者や塾経営者の方々と意見を交換することができました。

そして、その中で。

正確に書くのであれば、「私が意見交換させて頂いた方の全ての方」に共通する事が1点ありました。

 

それは、「こういう生徒は必ず学力が上がる」というテーマです。

このセミナーに参加された方は、私のような若輩者だけではありません。

当塾の何倍もの塾生をお預かりしている塾の幹部の方。

10年以上にわたり塾の現場におられた塾幹部の方。

 

そういったそうそうたるメンバーの方々が口を揃えて同じことを言われました。

そして、その考えは私が以前からずっと思っていた思いと全く同じ内容だったのです。

 

 

このお話。

ものすごく興味深いと思いませんか?

1人の例外もなく。その場にいた塾幹部の全員が。同じ事を言った。

 

という「必ず学力が上がる生徒像」です。

 

 

必ず学力の上がる子

ストレートに結論から書きます。

 

私が意見交換した全ての幹部が「最優先」と考える事。

私が最も大切にしたいと思っていた事。

 

それは

 

「基本動作が出来る子」

 

 

でした。どうでしょう?やや拍子抜けしてしまいましたか?

でも、これが事実です。

 

 

「基本動作」について、もう少しだけ補足させてください。

「基本動作」が具体的にどういう事を意図しているか、とういう事です。

 

それが以下のような事になります。

・元気よくあいさつのできる子

・字を丁寧に書ける子

・先生の話を積極的に聞ける子

・遅刻せず時間通りに塾に来る子

(遅刻する場合は連絡がある)

・宿題を必ず毎回やってくる子

(やってこられない時には真っ先に先生に申し出て、しっかり怒られる)

etc…

 

他にもあるかもしれませんが、以上が「基本動作」に含まれる具体的な行動です。

こういう行動がしっかりできる子は、必ず学力を上げる事が出来ます。

 

これは、私個人の意見だけではなく、セミナーに参加された先生方が「最優先事項」として真っ先に上げた「事実」です。

 

 

事実に関する考察

上記のお話を読んで「なるほど、そうか!」と感じて頂けた方には、以下のお話は不要です。

是非ともお子様の「基本動作」に意識を向けてください。

 

では

 

「基本動作が学力となんの関係があるの?」

と疑問に感じた方に向けて、私なりの解釈を書いておきます。

 

基本動作を徹底できる子が、同様に学力を向上させられる理由。

それは、

「学問」が「そういうもの」だと言う事に尽きると思います。

 

例えば、

「元気よくあいさつのできる子」を例にとります。

 

「元気よくあいさつする」ことで何か得することがあるのか?

と、考えてみると小中高生のレベルでは、これに回答することは不可能だと思います。一般的には。

 

もちろん、「元気よくあいさつする」を習慣にすることに明確な意義はあります。

自分の前にいる人を確実に「良い気分」にさせることができるからです。

「元気のよいあいさつ」は人を気持ち良くさせる事ができます。ほぼ確実に。

よって、「元気のよいあいさつ」が無意識に習慣付いている人は、「それだけ」の事で、あいさつのできない人よりも優位に立ちます。

 

この「あいさつ」のような事の積み上げが、社会に出た時の「この人」の印象を作り出します。

 

そして、「学問ができる」はその相似形です。

 

先生が言います。

「英語はこれから非常に重要になるよ。だから、まずここに示した100語をしっかり暗記しよう!」

 

ある生徒は応えます。

「はい!分かりました。覚えます。」

 

別の生徒は言います。

「え?なんで英語なんですか?英語じゃなくちゃだめですか?日本語でも良くないですか?とういうか、100語も覚える必要があるんですか?」

 

前者と後者で「学力」に差が出ることは明らかです。

なぜなら、後者は「学力をつける」ことに強烈なブレーキが心理的にかかるからです。

 

当然ですが、前者と後者で、「どちらが幸せになるか」や「どちらが社会的に影響力を持つか」という事は今日の命題ではありません。

 

純粋に、今の日本社会で「どういう子が学力をつけるか」という論点に絞っています。

 

ただ、

私が思うことは、「幸せになるため」や「社会的影響力をもつため」には、学力を持っていることは確実に良い影響をあたえる可能性が高い。という事です。

そうであれば、まず目下の優先事項として「学力を上げる」。

そのために「基本動作を徹底させる」という事は、非常に理にかなっていると感じています。

 

 

 

お子さんの「基本動作」はできていますか?

 

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。