Fake it till you make it !

2018年6月5日

Vol.753

 

つばめ学院の関口です。

 

今日のお話は勉強に限らず、大人でも大切なのではないかというお話をご紹介します。

 

 

気持ちは行動で示せ

「気持ち」というものは目に見えません。

当然ですよね。

 

この目に見えない「気持ち」を他人に伝える時にはどうすれば良いでしょうか?

 

言葉で伝える?

それも大切でしょう。でも、口でならなんとでも言えますよね。

「本当に」そう思っている事を伝えるために必要な事。

 

「行動」ですよね。

行動が伴わない言葉は常に空虚です。

「気持ち」というのは「行動」が伴ってこそ本物なのだと思います。

 

「気持ちは行動で示せ」という事です。

 

 

中学生に置き換えると、、、

教室の中学生に置き換えてお話をします。

よく使うたとえ話です。

 

例えば。A子さんにイケメンの彼氏ができたとします。

で、その彼氏はA子さんが大好き。いつも”俺はA子がとても好きだよ”と言ってくれます。

 

その彼氏と一緒に歩いていたところ、運悪く強面の先輩にからまれてしまいました。

するとその彼氏は。

A子さんをおいて逃げ出してしまいました。。。

 

やっとの事で強面の先輩から開放されたA子さんのもとに彼氏が戻ってきます。

「A子、大丈夫だったか?本当に心配したよ。だって、俺はA子の事が本当に好きだから、、、」

 

こんな彼氏の言葉を信用する子はいないですよね?

「だって、お前、逃げたじゃん」と、誰もが思うはずなんです。

 

しかし不思議な事に。

中高生の「勉強」となると、この彼氏のようなケースが散見されます。

 

「俺は次のテスト、マジで点数とりたいんです。」

「私は受験生になって生まれ変わったと思っています。」

そう威勢よく言い切ったにもかかわらず、行動が伴わない。。。

 

それでも言うのです。

「いや、本当に気持ちはあるんです。ただ、、、、いや、気持ちはあるんですよ。それだけは信じて下さい。」

 

「気持ち」だけを信じるって、おそらくそれが一番無理な相談です。

 

 

それを演じる

「気持ち」は「行動」が伴わなければ伝えることができません。

「行動」によって、その人の「気持ち」が分かります。

 

今回はもっとその「行動」を突き進めて考えます。

「行動」を変えることで、「気持ち」や「望み」すら変えていけるかもしれません。

 

それが

Fake it till you make it.

です。

 

「そうなるまで、それを演じろ」といった感じの訳になるかと思います。

 

成績を上げた自分を想像し、その行動を「演じる」のです。

そうすることによって、想像した「自分」に現実が近づいていくはずです。

 

成績の上がった「理想の自分」を想像し、その自分なら今どう行動するのかを考えます。

その行動の1つ1つが自分を理想に近づけていくことになるのです。

 

いま、この瞬間。「理想の自分」ならどう行動するのか?

30分のスキマ時間。「理想の自分」はどんな勉強をするのか?

机に向かって勉強をする時。「理想の自分」はどう勉強するのか?

 

是非、想像してみてもらいたいと思います。

「理想」の自分はそんなに簡単に妥協しないし、楽することだけを考えないはずです。

 

是非お子さんに伝えてあげて下さい。

 

Fake it till you make it

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。