2018年8月7日
Vol.764
つばめ学院の関口です。
今日はお子さんが前向きに勉強するためのコミュニケーションについてお伝えします。
是非、ご家庭で活用してみて下さい。
価値あるもの
そもそものお話になりますが、お子さんが「価値あるもの」として認識するものの多くはご家庭の影響を受けます。
学問に価値があるのか
お金に価値があるのか
人間関係に価値がああるのか
最終的に判断をするのはお子さん自身とはいえ、その判断にはご家庭の影響があるはずです。
今日のお話は、その「価値あるもの」の判断に勉強を入れようという試みです。
勉強はつまらない?
お子さんと勉強の話をして、こんな会話をしていませんか?
「あ〜、お父さん(お母さん)もそれやったよ。覚えるの大変だっだなぁ、、、結局大人になっても使わなかったけど」
そんな事を言いながら、少し安堵の表情をうかべている瞬間をお子さんは見逃してはいません。
他方、こんな会話ではどうでしょうか。
「あ〜、お父さん(お母さん)もそれやったよ。時間を戻せるなら、もう一度戻ってしっかり覚え直したいよね。」
とお子さんの勉強内容に興味を持ってみると、別のメッセージが伝わるはずです。
自分にとっては嫌な勉強も、大人にとっては「面白い」の対象になるのだ、という印象が伝われば最高です。
勉強なんて面白いに決まってる
極端な話をすると、勉強なんて「面白い」に決まってるんです。
もし勉強を「面白い」と思えないなら、それはその面白さがまだ分からないだけなんですね。
理由はあります。
世の中に「学者」や「研究者」と呼ばれるプロがいるからです。
自分の人生をかけてでも「学問をしたい」という人は、今も昔もたくさんいます。
できるようになれば、野球は面白いに決まっています。
できるようになれば、ピアノは面白いに決まっています。
できるようになれば、絵を描くことは面白いに決まっています。
「自分が分からない」からといって、その価値を否定する人はいません。
自分には分からないけれど、できるようになると野球は面白いんだろうなぁ。と思うはずです。
そうでなくてはイチロー選手のような人の存在が説明できません。
勉強は「面白い」に決まってる。
勉強なんて「つまらない」に決まってる。
どちらのメッセージを家庭で発していくか。
それ次第で、お子さんの勉強に対するイメージが大きく変わるかもしれません。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。