2018年8月16日
Vol.765
つばめ学院の関口です。
実は別の原稿を書き始めていたのですが、全てをボツにしてこのブログを書いています。
たまにあるんです。
書きたい事が急に浮かんでくるので、そちらを優先してしまうことが。
中3受験生の日帰り合宿
つばめ学院では夏期休暇に入る直前の、8月11日〜8月12日の2日間にわたり中3受験生の「日帰り合宿」を行いました。
朝から夜まで塾で勉強漬けの12時間を過ごしてもらい、夜は帰宅します。
そして、翌日もまた12時間を塾で過ごしてもらう充実のイベントです。
長時間といえど、たったの2日です。
「たった2日で何か変わるのか?」
と思う方もおられるのではないでしょうか。
生徒も参加する前はそんな感覚の子が多いです。
ただ、ほとんどの参加者はこの2日間で明らかに「変わる」のです。
何がどう変わるのでしょうか?
量ではなく質が変わる
つばめ学院の日帰り合宿では、とにかくテストを繰り返します。
覚えるべきを覚え、実際に覚えたかどうかを講師がテストでチェックします。
「テストで満点=覚えた」
という事です。それ以外はありません。
そのような厳しい状況下で12時間もの勉強を続けると、多くの子の中で「質的な変化」が起きます。
「覚えた」という感覚を体感する、と表現できるかもしれません。
多くの子のなかであるのは、
「これだけ勉強したのだから、覚えている”はず”」という感覚です。
しかし、これだけでは「本当に覚えたか」という点が確認できません。
この日帰り合宿のなかでは、「覚えた」「覚えていない」という検証を高速で何度も繰り返すことができます。
この12時間☓2日の繰り返しの中で、生徒の中には「どういう状況が覚えたといえるのか」という感覚が身につきます。
勉強は気づきで変わる
勉強の効果を見ていると、「何時間やったのか」も大切なのですが、それだけではない要素があることがわかります。
一言で表現するならば「気づき」です。
この「気づき」を得ると、その子の勉強効果は劇的に変わります。
・「覚えた」の感覚を知る
・「ケアレスミス」は存在しないと考える
・理解しながら「読めている」を実感する
いくつかの「気づき」ポイントはありますが、どの子がどのタイミングで体感できるかは読めない事も事実です。
読めない「気づき」を意図的につくりだせるイベントの1つが、夏の「日帰り合宿」でもあります。
今年も参加した生徒のほとんどが、これまでの「覚えた(はず)」が、覚えた事になっていない事を体感してくれました。
そして、ここまでやると「覚えた」になるのだという事を身体で理解してくれました。
きっとこの後の勉強効率は劇的に向上するはずです。
お子さんの勉強に「劇的な変化」を生み出しませんか?
最後まで読んで頂いてありがとうございます。