お金で買えない価値がある

2019年6月11日

vol.807

 

つばめ学院の関口です。

 

今日はちょっと個人的なお話を書こうと思います。

塾の授業では折に触れて生徒に話をしているのですが、ブログに書くのははじめてかもしれません。

 

最初にお断りしておきます。

今日のブログはオチも結論もありません。

 

 

お金で買えない価値がある・・・・

だいぶ前になりますが、テレビのCMで「お金で買えない価値がある。変えないものは・・・」というフレーズがありました。

私はこの「お金で買えない価値」というものが大好きなんです。

「なぜ」と言われても困るのですが、かなり昔からのように思います。

 

決して裕福とは言えない家庭で育ったことも要因の1つとしてあるかもしれませんが、確かなことは分かりません。

「価値あるもの」のなかでも、「お金を出して買えるもの」というのは、私の中では一気に価値が下がってしまうのです。

逆に「どんなにお金を払っても絶対に手に入らないもの」に強烈な憧れを抱くし、それを持っている人を無条件で尊敬してしまします。

 

 

知性・筋肉・感性

「お金で手に入らない」と言える、私にとってのBIG3が「知性・筋肉・感性」なんです。

学力をはじめとする「知性」はお金では買えません。

私は塾で仕事をしていますが、決して「知性」を売っているわけではありません。それはあくまで、生徒自身が自分で身につける以外に方法はありません。

水辺に連れて行けても水を飲ますことはできないのです。

 

最近の私が最も気にしているのが「筋肉」ですね。はい。

去年の春からジムに通い始めたのですが、なかなか道は長いです。スリムな身体と鍛えられた筋肉は、どんなにお金を払っても手に入るものではないですよね。

以前、私にボディメイクを教えてくれた方がとてもシビれる事を言ってくれた事があります。

「関口さん。究極のオシャレというのは身体を鍛えることなんです。鍛え抜かれた身体さえあれば、白いTシャツ1枚とジーンズですら人目を惹くことができるものなんです。」

筋肉、最強ですね。

 

感性という分野は、実は私は全く立ち入ることができません。しかし、ものすごく気になっているんです。

世の中にはたくさんの人が「絵画」や「音楽」を楽しんでいます。

しかし私にはそれができません。

「絵画」はどうしても頭で「理解しよう」としてしまいます。そして「理解できない」という理由で絵画の前から立ち去るのが常です。

「音楽」はどんなに優れた音楽であっても、聞いていると気持ちよくなって寝てしまいます。

この「自分に知らないなにか」が世に存在するという事が、ものすごく私の気持ちを盛り上げてくれます。

 

 

幸せはお金で買えない

塾の教室でこの話をする時の結論は「幸せはお金で買えない」ということにしています。

 

いや、実際は買えるのかもしれません。それは分かりません。

しかし、私が欲しい「それ」はお金で買えません。

私はどんなにお金を稼いだとしても、「私の幸せ」には一歩も近づけません。

少なくともそんな人間がいるんだということを伝えることができたら、私が話す意味はあるのかもしれません。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。