2020年1月14日
vol.823
つばめ学院の関口です。
今週から年明けの通常授業がスタートし、教室では「毎日学習プリント」の配布を始めています。
毎回、この配布のたびに生徒は「心の底からの嫌な顔」をするのですが、塾の役割としては非常に大切なものだと思っています。
「毎日学習プリント」とは?
つばめ学院では、通常の授業の宿題とは別に毎日の継続が必要な「計算・英単語・漢字」については家庭学習の中でやってもらい提出してもらっています。
この日々の継続が基礎的な技術をしっかり支え、さらに家庭での学習習慣を定着させてくれます。
塾では勉強の良さや楽しさをしっかり伝えていきたいと思っていますが、やはり多くの生徒にとっては勉強が「面倒なもの」であることもまた事実です。
その意味では、「誰もがやりたくない事」をしっかりと生徒にやらせる事も塾の大きな意義だと感じています。
だからこそ。
講師には生徒との「関係作り」を大切にして欲しいと伝えています。私も講師も、生徒にとって「この人が言うなら仕方ないなぁ」と手が動くような存在でありたいですね。
悔しさを跳ね返せ!
中1のSさんは前回の期末試験で悔しい思いをして、次の学年末での雪辱に燃えています。
彼女が最も力を入れて取り組んでくれているのが、この「毎日学習プリント」と毎授業ごとの単語テストです。
「単語テストは必ず満点」「学習プリントは毎日欠かさずにやる」このシンプルな課題に全力で取り組んでくれています。
いっときの感情で大きく揺れ動くのではなく、日々の生活の中で継続して取り組む。
この姿勢こそは、勉強だけでなくどんな事にも通じる「正しい努力の仕方」だろうと思います。
Sさんの学年末には大いに期待をしています。
アタマが悪い
塾の課題を渡す時に生徒に話をする事があります。
「塾の課題をごまかす奴は本当にアタマが悪い」
という話です。
せっかくお金を払って塾に来ているのだから、成績をあげないと意味がないんです。
「楽をしたい」のであれば、最初から塾に来なければ良い話です。
お金を払って、塾に来て、そこで楽をしたいから課題をごまかす。。。。大きく矛盾していますよね。
「もし、ごまかすような奴がいたら、みんなでバカ扱いするからなー」
そう言って、今日も塾生達にプリントを配布しました。
生徒達の頑張りが、形となって手元に集まる時は、なんとも言えない充実感があるんです。