次の試験でリベンジを成功させる秘訣

2020年2月25日

vol.828

 

つばめ学院の関口です。

 

和光市内の公立中は学年末試験が終わりつつあります。

大和中・三中は今日明日から結果が返ってくる感じですね。二中は明日で試験が終わります。

 

この時期は思うように点数がとれずに、「次こそは!」と気持ちをあらたに決意する子も多い時期だと思います。

今日はその決意を無駄にしないために必要な事をお伝えしようと思います。

 

 

気持ちではなく行動を変える

この時期に反省したり落ち込んだりする子は少なくないと思います。

ただその「反省」や「落ち込み」は、直接的に次のテストの結果を変えるものではないはずです。

 

いくら気持ちを変えても、「行動」が変わらないかぎり結果は変わりません。

ドライな言い方をすれば、「気持ち」が変わらなくても「行動」が変われば結果が変わる可能性は大きくなります。

中高生のうちは、どうしてもこの「気持ち」に意識がいきます。

 

「ぜってー次はやってやる!俺は生まれ変わった!!」

と、いくら叫んでも、それだけでは何も変わりません。

 

目標「点」ではなく目標「行動」

つばめ学院では目標点を生徒に定めてもらいますが、それ以上に目標とする「行動」を重視しています。

いくら「80点をとる」と目標を掲げていても、具体的な行動の計画がなくては意味がありません。

が、

生徒に聞いてみると、意外とその計画がない子も多いです。

 

「次の目標点は?」

「はい!80点です!!」

「どうやって80点とるの?」

「え?が、頑張る・・・」

 

というコントのようなやりとりも珍しくないんです。

 

いままでは一度やって終わりにしていたワークを3周させる

最後の2日は全範囲の英単語テストを行って満点にする

試験期間に入る前に全教科の教科書を3回以上は音読する

 

どういう形であれ、どう「行動」を変えるかが決まっていれば、それを達成することは必ずできるはずですよね。

 

「必ずできる」というポイント

実はこの「必ずできる」という点が大いに大切だと思っています。

 

もし目標が「点数」だったらどうでしょうか。

どんなに頑張ったとしても、本当にその「点数」がとれるかどうかは分からないですよね。

 

そして、その事は本人も良く理解しています。

しかし「行動」が目標であれば違います。

本人の頑張り次第で、「必ず達成できる目標」なんです。

この差は大きいはずです。

絶対にできるはずの目標と、できるかどうか分からない目標。

そこに向かうモチベーションが大きく変わるのは当然のことです。

 

是非とも「点数」ではなく「行動」に目標を設定してみてください。

 

お子さんは目標「点」だけを決めていませんか?

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。